sola 5【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
いよいよ最終巻、クライマックスを迎えます。
以下、思いっ切りネタばれしています。

結末は、DVDの第4巻まで見終わった時に予想していたのと、驚くほど一致していました。
Key/ビシュアルアーツ作品を見ている人にしてみれば、おそらく予想しやすかったのではないかと思います。
随所に伏線もあり、どんでん返しもなかったですし。

一方、最後の茉莉と蒼乃のバトルは、意味があったのかなと疑問に思うところもあります。
茉莉と依人は、2人が姿を消して蒼乃を人間に戻すことを決めていたのなら、あのように茉莉と蒼乃が闘う必要はなかったでしょう。
むしろ、闘いの最中に茉莉か蒼乃が命を落とすことにでもなったら、茉莉の命で蒼乃を人間に戻すという目的が果たせなくなる可能性もあったのですから。
実際、茉莉は本気で剣を蒼乃に向けていましたし、あれが蒼乃が紙で作った人形でなければ、夜禍としての力が衰えていた蒼乃には、致命傷になっていたかも知れません。

ところで、最終話の第13話のラストシーン、蒼乃が自動販売機に蹴りを入れた後、自動販売機の上のほうの休憩所には、「トマトしるこ」の空き缶が2つ放置されていました。
あれは、実は茉莉は(依人とともに)生きているということを暗示していたのかなと思っています。
あるいは、茉莉も蒼乃に命を与えたことで不老不死の夜禍人ではなく人間になっているという設定もありかなと思いました。
このあたりは、視聴者の想像にお任せといったところなのでしょうね。

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