TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
以前から予約リストの1番目にしていて、しかも数日前からウェイト状態にしていたので、レンタル開始日の12日には配達されていました。
誰も再生していない、傷一つないDVDを再生して見るのは、気持ちの良いものです。
前巻の最後の予告編から、真王ハルミヤが川を下って城に帰る途中、闘蛇の襲撃に遭い、リランの背に乗ったエリンがそれを助けるのは分かっていたのですが、そのナレーションにあった「あの方」を私はすっかり勘違いしていました。
私は霧の民のナソンのことだとばかり思っていたのですが、ダミヤのことだったのですね。
リランに乗ったエリンを見て、大公軍に対する武力的優位性に利用しようという思いがありありと伝わって来ました。
一方、よく分からなかったのは、キリクの立ち位置です。
おそらくキリクはサイガムルで、今回の闘蛇の襲撃に絡んでいたのでしょう。
襲撃を見て「我々の計画」と言っていたこともそうですが、以前イアルがキリクをどこかで見たことがあると言っていたことから、サイガムルで闘蛇の襲撃に深く関係していたことは確定だと思います。
ただ、キリクはダミヤと通じていて、ダミヤも実はサイガムルを利用しているのだろうと思っていたのですが、あの襲撃で怪我を負っていましたし、下手をしたら命を落としていたかも知れません。
そこまでの危険を承知で、真王ハルミヤの乗った船を闘蛇に襲わせる強い動機がダミヤにあるとは思えませんでした。
いずれにせよ、ダミヤは腹に何か抱えているのは間違いないでしょうから、今後もダミヤの言動を注視しようと思います。
さて、エリンの活躍で闘蛇の襲撃は退けられ、真王ハルミヤも回復して、エリンから王獣規範の裏に隠された真実と、襲撃に使われた闘蛇が大公のものでないことを聞いて、これで良い方向に行くのかなと思っていたのですが...
王宮に入る直前に真王ハルミヤは倒れて亡くなってしまいます。
エリンが語ったことをダミヤにもセイミヤにも語ることなく逝ってしまい、真王一族と大公一族とは険悪な雰囲気になってしまいました。
シュナンのセイミヤへのプロポーズも、「この国を守るため」が先に出てしまっては、乙女心を考えたら成功しないだろうなという気がします。
シュナンがセイミヤに出した条件、4ヶ月後に王獣の背に乗って飛んで来たならば兵を治めるというものでしたが、ダミヤが考えそうなことは、エリンの利用なのでしょうね。
セイミヤにもしものことがあったらいけないでしょうから、エリンにセイミヤの格好をさせて大公軍の上を飛んで見せるように命じそうな気がします。
エリンが今後どのような活躍をするのか、そして、イアルとの間がどうなって行くのか、6月に入って次のDVDが送られて来るのが待ち遠しいです。
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