宙(そら)のまにまに Vol.1【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
会社の先輩(天文好き)から、なかなか面白いと聞いていて、見ることにしました。
人気があるアニメであることは知っていたのですが、以前、深夜にオンエアされていた時は、多分何か別の番組と時間帯が重複していたのか、あるいは第1話の録画に失敗していたかで、見ていなかったのだと思います。

高校の天文部を舞台にした、ラブコメディーといったところでしょうか。
父親が転勤続きで、一軒家を構えるならと、高校入学に合わせてかつて小学校低学年の頃に住んでいた町に戻って来た朔、高校入学初日に、かつてこの町にいた頃にいつも遊んでいた(連れ回されていた?)幼馴染のみーちゃんこと美星に再会します。幼馴染とは言え、同じ学年ではなく、一学年上という設定も、絶妙です。
かつてその町を離れる時に見送りに来なかったことで美星を恨んでいた朔でしたが、美星が足を骨折して入院していて見送りに来れなかったと知って誤解が溶けて、その勢いで天文部に入部することになります。とは言っても、朔も星に全然興味を持てないわけではなく、朔の「天気が悪く雨が降りそうな時にしか空を見なくなった」といった言葉が印象的でした。
さらに、高校入試の日に、入試会場に向かうバスの中で、コンプレックスを持っていた髪のことを褒めてくれた朔に好意を抱いていた姫(なかなかすごい名前です)も、朔と一緒にいたいという理由で天文部に入部します。
星一筋で、恋愛感情に疎い美星に振り回される朔と姫、これから朔がどんな高校生活を送ることになるのかが、楽しみです
細かいことですが、朔の母親が、帰り際の美星に「ご両親によろしく」と言った時の美星の反応に、微妙な遅れ、と言うか戸惑いがあったように思えました。単なる考え過ぎだと良いのですが。