狼と香辛料 6【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
密輸のためにラムトラに金を買い付けに行った、ロレンス、ホロ、ノーア、そしてレメリオ商会のリーベルトは、行きは狼に近づかれるも襲われることなくラムトラに辿り着き、金の買い付けに成功します。
しかし、帰りは、何事もなくとはいきませんでした。

まず、狼達に囲まれます。
ノーラはとても上手く陣形を取って逃げますが、いつまでも逃げ続けることはできず、最後尾のロレンスとホロが狼を引きつける役にまわり、最後はホロが狼の相手をすることになります。
ホロが巨大な狼の姿に戻って地元の普通の狼達を追い散らすのかと思いきや、囲んで来た狼の側にも一匹大きな狼がいました。
直接的な描写はなかったのですが、ホロが膝をついて頭を下げることで、見逃してもらったのでしょうね。

ロレンスのほうは、レメリオ商会の男達に裏切られ、縄で縛られてしまいます。
ロレンスの取り分が多過ぎるからというのが理由だったらしく、レメリオ商会はよほどお金に困っていたのでしょうね。
ノーラも同じようにレメリオ商会の手の者によるピンチに陥りそうになりますが、駆け付けたロレンスと狼に戻ったホロに助けられます。

個人的に気になったのは、密輸対象の金は確か羊の腹に隠して持ち込むはずだったのですが、そのあたりの描写がまったくなかったことです。
もしかして、羊飼いが裏門から入る場合には、ノーチェックで入ったのでしょうか.
だとしたら、ずいぶんずさんなチェックですね。

ロレンスは、レメリオ商会から500枚の銀貨を10年払いで受け取ることになり、破産間近から一気に抜け出すことができました。
ノーラも、羊飼いを辞めて、飼い犬と共に他の街に行ったみたいです。

教訓になることもあって、なかなか面白かったです。
続いて第二期をレンタルして見るつもりです。