ノエイン ~もうひとりの君へ~ 第2巻【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
第1巻の最後に出て来る予告編で、アイがハルカをビンタしていた訳は、アイがイサミのことを想っていて、そのことを知らずにイサミと二人でいるハルカに、嫉妬していたからでした。
ハルカの母親の、「自分が悪いと思っていなくても、自分から謝るのが仲直りの秘訣」という台詞が印象的でした。

第3話で退場かと思っていたアトリですが、竜騎兵仲間2人(トビとイスカ)をそそのかして、現代に来てハルカを亡き者にしようとします。
ハルカは結局カラスに助けられるのですが、カラスも当惑してしまったのか、ダムを決壊させてしまいます。
それをハルカが止めたと言うか、どうやら他の時空と入れ替えて、事なきを得ます。時々ハルカの首に現れる龍のトルクの力のおかげらしいのですが、竜騎兵の持つものとはまた次元が違う力のようです。

さて、カラスに保護された形のハルカですが、ユウの目の前でカラス自身がラクリマに強制送還されてしまい、その際にハルカも一緒に未来に行ってしまいます。
そこには、アマミクことアイがいたり、イサミは竜騎兵のフクロウで、何と未来のミホの子供のリリもいます。
でも、その中に何故かハルカはいません。ハルカ本人にはまだ伝えられていませんが、どうやらハルカは既に亡くなっているようでした。
どういう経緯で亡くなったのか、気になるところです。

元の世界では皆がハルカを探しており、ストーリー的には、ハルカはまた元の世界に戻れるのだとは思いますが、すぐに戻れるのか、未来の世界で一悶着あるのか、今後の展開が楽しみです。

それはそうと、見ていてとても気になったのが、15年後のラクリマの世界での食事のシーンです。
地下暮らしでは家畜を育てるのは困難で、蛋白源を頼る先が限定されるのは仕方がなかったのでしょうけど、ヒロインのハルカに、あの白いものだけは、食べて欲しくなかったですね。
「意外と美味しいかも」には、参りました。