シゴフミ 七通目【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
七通目に収録された第13話は、オンエアされた第12話までの続きで、しばらく後のことだそうです。
文歌の髪型が入院時のスタイルに戻っていたのは、自分を変えたいという意思の表れなのかも知れません。
今の文歌はホテル暮らしで、野島要と夏香は付き合っているらしいです。

高校では、かつて虐めを苦にして自殺した菊川の呪いが囁かれています。
菊川を苛めて自殺に追い込んだ不良の3人は、停学にはなったものの未だ在学しています。こういうのを甘いと感じてしまうのは、私だけでしょうか。
そんな中、苗字が違うものの菊川の実の妹である鈴音に、文歌はちょっとした親切を受けます。

鈴音が偽のシゴフミを使って兄の復讐を企てていることを知った文歌は、「馬鹿なことはやめろ」と菊川の名前で(これも偽の)シゴフミを出して、鈴音を思いとどまらせようとします。
自分が父の美川キラメキにした復讐という悪意は、結局自分に帰って来たことから、そうなる人を止めたかったとのこと。
また、誰も友達になってくれない学校生活を続けているのは、監獄のような学校にいることで、復讐をした自分を罰しているのだとも言っていました。
「悪意はとめる、でも善意はまわす」というフミカ教の教えが、印象的でした。

気になったのは、春乃と夏香が、文歌に「一緒に暮らそう」と言っていたことですね。
美川キラメキの担当の春乃、その妹の夏香、中学時代に夏香が友達だった文歌の3人なので、女3人と考えれば良いのでしょうけど、かつて文歌に告白したことのある野島要が夏香と付き合っている状況では、果たして上手くやっていけるのだろうかと、個人的には思いました。