出張先からの東海道線での帰宅途中、先を行く車両が異音のための点検で停車となり、程なくして人身事故と訂正され、救助のため、上下線とも全線運行見合わせとなりました。
私は上り電車に乗っていて茅ヶ崎駅で運行見合わせとなり、藤沢駅までバスの振替輸送があるとのことで、茅ヶ崎駅の改札でSuicaの処理をしてもらい振替乗車票を受け取ってバス停に向かいました。
てっきり振り替え輸送のための増発があるのだと思っていたら、バスは普段通りの本数しか走っていなくて、40分待ちでした。
他の人より早目に並んでいたので無事に座れたのですが、バスの中は当然劇込みでした。
運転手さんも、茅ヶ崎駅に来るまで、東海道線が止まっていることは知らなかったらしく、乗り込んだ乗客に、止まっているのか、いつから止まっているのかと聞いていました。
午後9時台なので、バスも車両が全て出払っているわけでもないでしょうから、こういう時には振替乗車のためにバスを増発して欲しいものです。
ちなみに、振替輸送票を見ると、行き先の駅名を書く欄があり、途中下車は出来ないと書いてあります。
また、茅ヶ崎駅では駅名の記入はされなくて、行き先の駅名は空欄でした。ただ、Suicaの処理をしてもらうときに「藤沢駅まで行きたかったのですが」と話したので、Suicaの清算処理は藤沢駅下車扱いになっていると思います。
バスで振替輸送された場合に、途中のバス停で降りられるのか、不安だったのですが、私より先に振替輸送で降りようとした人がいました。
その人は、そのバスが止まらない辻堂駅までの扱いでJRの清算をして振替輸送票をもらったようです。そのバスが止まらない辻堂駅までの振替輸送票で辻堂駅の近くで降りようとした結果は、運転手さんが初めは「途中では降りられないんですよ」と言ってから少し考えて、「いいですよ」となって、JRの振替輸送票であっても駅まで行かないで降ろしてもらえることになりました。
それならと、私も普段使うバス停で振替輸送票を見せて「これで大丈夫ですか」と聞いたところ、直前に前例があったこともあってか、すんなり「いいですよ」と振替輸送票で降ろしてもらうことが出来ました。
時間とバス代を節約できました。
それにしても、運転見合わせになった時のJRの駅の込み具合は半端ではないですね。
茅ヶ崎駅でも長蛇の列でしたので、利用者の多い都会の駅ではパニックものだったでしょう。
こういう時に、一人一人Suicaの清算処理をして振替輸送票を発行していては、とてもさばききれるものではないと思います。
最近は、運転見合わせは特に珍しいことではなくなったので、スピーディーに改札から出て別の交通手段を使えるようにして欲しいものです。
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