いよいよ「愚者のエンドロール」編に突入しました。
オープニング前のチャット、千反田は自分のハンドルネームを「L」にしてチャットに参加していたのですね。
私はインターネットでチャットというものをした経験がないのですが、千反田が不慣れなまま頑張って会話を続けようとしていたのが印象的と言いますか、学業優秀でパソコンもさくさく使えるのかと思いきや、実は不得手というギャップが良かったです。
今回登場した入須先輩は、古典部、特に部員の奉太郎の推察力を始めからあてにしていたような印象を受けました。
氷菓の謎を解いたのが奉太郎であることを入須先輩に話したのが千反田でないことから、奉太郎は司書の糸魚川先生が入須先輩に古典部のことを話したのではないかと推測していましたが、チャットで入須先輩が糸魚川先生のことを指すならば「先輩」ではなく「先生」のはずです。
そう考えると、冒頭で入須先輩とチャットをしていたのは、実は奉太郎の姉なのではないかという気がしています。
さて、今回登場した入須先輩ですが、担当の声優の「ゆかな」は、「コードギアス反逆のルルーシュ」のC2と同じ声優さんですね。
あの独特の喋り方は、どんなアニメの声優を務めても、ほとんど変わらないのですね。
キャスティングとしてはなかなか良かったです。
入須先輩は、当初は里志のことを割と冷たくあしらっていましたが、最終的には奉太郎をはじめとする古典部メンバーの心をしっかり掴んでいました。
奉太郎に対する「効率的」と言う表現に始まり、基本的に何かを強く依頼したり強制したりするそぶりは見せず、謝るところは謝って、古典部のメンバーが自ら「協力してあげなければ」という思いに駆られるように自然に誘導していました。
流石、女帝です。
それにしても、自主制作映画とは言え、見事なまでの「台詞の棒読み」でした。
唯一、棒読みらしさが弱かったのが、事務所に鍵を取りに行ったり、亡くなった海藤と同じ方向の部屋を調べたりしてした黒髪の女の子「鴻巣友里」でした。個人的な直感では、鴻巣友里が犯人ではないかと推測しています。
理由は、事件のあった部屋の外の草は踏み潰されておらず、犯人は建物の中にいた誰かということになりますし、捜索した部屋の方向のことも含めて考えると、単純ではありますが、状況証拠から一番疑われるのは「鴻巣友里」でしょう。
あと、エンディング直前に出て来たテロップの「Why didn't she ask EBA?」も、江波先輩との絡みという面で、私、気になります。
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