氷菓 第十五話「十文字事件」【感想】

今回が解決編かと思っていたのですが、どうやら解決編は次回以降のようです。
見ていて、「十文字」はてっきり「じゅうもんじ」と読むのだろうと思っていたのですが、奉太郎に依ると「じゅうもじ」ではないことのこと。
言われてみればそうなのですが、里志の「桁上がりの四名家」の説明に加え、十文字先輩も出て来ていたので、てっきり「じゅうもんじ」だと思い込んで見ていました。

これまでに被害にあった部の名前から、里志と麻耶花はABC殺人事件を模したものではないかと、動き出します。
このまま十文字目まで行くと、古典部か工作部が最後の一文字に当たるわけですが、果たして古典部から「こ」で始まるもの、何があったかな、と。

奉太郎が十文字事件について考えているのを見て、麻耶花が奉太郎に犯人を捕まえたいのかと聞いた時の奉太郎の反応を見て「ばーか」と言った麻耶花、千反田の頼みは断れない奉太郎、二人の仲がまんざらではないと思ったのでしょうか。
こういった細かな描写も、見ていてほんわかしますね。

わらしべ長者、奉太郎はわらしべブロトコルと言っていましたが、小麦粉が料理大会で使われて終わりかと思っていたら、麻耶花から鏡が提供されて続いていくことになりました。
それはそうと、奉太郎が「それがないと」と麻耶花に言った後「コスプレ」という言葉を口にする前に、麻耶花は鏡を奉太郎に投げつけていたように見えました。
麻耶花は、「コスプレ」と呼ばれることに、相当な抵抗があるようです。

十文字事件は、壁新聞部、奇術部まで被害に遭いました。
あと三つの部が標的になる見込みで、自らの手で現行犯で犯人を捕まえようとする里志。
ABC殺人事件などのミステリーの通りだとすると、犯行は最後まで成し遂げられて、その後、奉太郎によって犯人が暴かれることになりそうなのですが、里志にも活躍してもらいたいところです。

次回が楽しみなのですが、予告編で、コスプレしていた麻耶花が泣いているように見えたことのほうが、私、気になります。


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