会社で腕時計を紛失してしまいました。
腕時計をしているとキーボードが打ちにくいため、着席すると腕時計を外して机の上に置くのが習慣になっています。
キーボードを打たない時も、習慣的に、腕時計を外してしまいます。
10ウン年の会社生活の中で、席を立つ時に腕時計を忘れたことは一度もなかったのですが、どうも今日、会議室から席を立つ時に、腕時計を忘れてしまったようなのです。
その腕時計は、家内から婚約指輪のお返しにもらったもので、そろそろ10年になろうというものでした。
午後2時過ぎ、自席でふと腕時計が机の上にないことに気がついて、「もしかしたら会社に来る時に付けて来なかったのかも知れない」等、色々と考えたのですが、午後一の会議が始まる前に会議室で腕時計で時間や日付を確認したのが、明確に記憶に残っていました。
その会議室の時計は遅れているので、正確に時間を知るためには自分の時計を見ることになります。しかも、今日は会議が始まる前にホワイトボードに図を書いていて「今は何分」と何度か確認したので、間違いないです。
後でその会議室に行って探してみたものの、とうとう見つかりませんでした。
会社の警備室など、届けられてそうなところには一通り当たってみたのですが、残念ながら届けられていないとのことでした。
明日の朝、始業前に早く行って、もう一度、今日の午後一の一連の行動を思い出して、探してみようと思っています。
それでも見つからなかったら、かなり、ショックです。
■2012/10/30 追記
腕時計、見つかりました。
私の出た会議の後に、その会議室を使った人が預かってくれていました。
今朝になって、駄目元で、私と同じ会議に出ていた人達にメールで問い合わせをしたところ、預かっている人がいるという情報がありました。
見つかったのは良かったのですが、もう少し、良い方法があったと思うのです。もちろん、預かってくれていた人には言いませんでしたけど。
まず、会議室のホワイトボードの隅にでも、預かっている旨、書いて置いて欲しかったです。そうすれば、昨夜と今朝、会議室の中を隈無く探す手間が省けました。
また、取得物の保管は一般社員(技術者)の仕事ではありませんので、警備室に届けて欲しかったです。そうすれば、私のほうでも何度も警備室に届いていないか確認せずに済みました。
他にも、最後に時計を見てから紛失に気が付くまでに歩いたと思われるすべての経路を探して、少なからず時間を費やしました。
もちろん、悪いのは置き忘れをした私です。
大事な時計ですし、手元に戻って来たのは嬉しかったのですが、裏腹に、あるべき手順と違う、非効率的なやり方で処理されていたことに、管理職としては複雑な気持ちになりました。
「もしも自分が置き忘れた立場だったらどうするだろうか」という視点、企業人にとっては顧客視点と言うべきものですが、そうした視点に立った対応が大事なのではないかと痛感した出来事でした。
コメント