書斎のデスクトップパソコンのデータ保護(インターネットでのクラウド・ミラーリング)のため、これまで一年ほどBackblazeのお世話になっていたのですが、最近Bitcasaというサービスの評判を耳にすることがあり、一か月後の更新時期でのBitcasaへの乗り換えも意識して、Bitcasaの無料トライアルを使ってみました。
結論として、Bitcasaに乗り換えることにしました。
一番の理由は、アップロード速度が速いことです。使い方も、Bitcasaのほうがシンプルな気がします。
Backblazeの場合、SOURCENEXT Backblazeを導入した時もは17GB/日でしたが、最近の再アップロードでは1日で20GB程度、平均0.231MB/s(1.87Mbps)といったアップロード速度でした。
Bitcasaの場合、初回アップロードを試したところ、1日で72GB程度、0.833MB/s(6.66Mbps)といったアップロード速度が出ています。
我が家の回線速度はASAHIネットのauひかりギガ得タイプの実効速度で書いたように、上りで125Mbps、下りで85Mbps出る環境ですので、帯域の制約に引っかかっているわけではありません。
3倍以上のアップロード速度という面で、Bitcasaに軍配が上がりました。
また、アップロードしたファイルのダウンロードも、Windowsのフォルダ操作で出来るのも、Backblazeよりも使いやすいです。Backblazeの場合、zip圧縮をダウンロードすることになるので、ちょっと手間です。
一方で、Bitcasaのミラーリングでは、初回ミラーリング時、起点のフォルダ以下の全アップロードが終わるまでは、起点のフォルダ以下がまったく表示されないという仕様で、これは、Bitcasaに改善してほしいものです。
また、アップロード中は、どのファイルがアップロードが終わっているのか、いないのかが、自分のパソコンのフォルダを見ただけでは分からないというのも、難点です。
最後に、費用に関しては、SOURCENEXTのBackblazeは年間約4,000円、Bitcasaは年間99$で現在キャンペーン中で69$、92円/$換算で年間6,350円で、Bitcasaのほうが高いので、微妙なところです。
もし、円安が進んだ場合には、次回の更新の際にはBackblazeに戻るかも知れません。
■2013/3/10追記
Bitcasaのアップロード速度、上記で72GB/日と書いたのですが(その時の測定結果としては、間違いではありません)、ここ数日の状況を見ていると、どうも16GB/日くらいになっているようです。Backblazeとほとんど変わりません。
キャンペーン期間ということで69$の1年契約をしてしまったのですが、10$/月でしばらく様子を見たほうが良かったかも知れません。
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