帰宅途中に財布を紛失

先日、会社帰りの飲み会の後で、帰宅途中に財布を紛失してしまいました。
後日、戻って来たのですが、自戒を込めて顛末を書いておきます。

金曜日の夜、兼務先の職場の懇親会に出るため、定時後に小田原に行きました。
1次会で帰れば良かったのですが、その場の雰囲気でついつい2次会まで参加、上りの終電の時間が迫ったところでお開きとなりました。
金曜日の終電とは言え、上り方面だけあって、席が空いていて座ることが出来ました。今思えば、ドア付近で寄りかかって立っているべきだったのでしょう。
週末の疲れとアルコールのおかげで席で眠り込んでしまって、気が付いたら終点の品川駅に着いていました。慌てて下り方面の電車を探し、京浜東北線の下り電車、磯子行きに飛び乗りました。こちらは下りだけあって終電でもギュウギュウ詰めでした。

磯子駅で降りたのが1時半近くで、タクシー乗り場に向かったところ既に長蛇の列、「困ったなぁ、これなら始発電車が出るまでコミックカフェで休もうかな」と思って、コミックカフェの場所を調べて向かいつつ「お財布に会員証があったかな」と財布を取り出そうとしたら、あるべきところに財布がありませんでした。
ポケットの他、鞄の中も一通り確認しましたが、見当たりません。頭が真っ白になりました。
2次会でお金を払った後、財布をポケットにしまった記憶はあるので、おそらくは小田原駅付近、または小田原駅から品川駅そして磯子駅へと電車で移動する途中で落としたものと思われました。
ひとまず、自宅に現金があることを確認して、タクシーの運転手さんに事情を話してタクシーで帰宅しました。

財布の中には銀行カードとクレジットカードが入っていたので、深夜でしたが、帰宅後すぐにカード会社に電話を掛けまくりました。
カード番号は分からなくても、名前と住所、生年月日でカードを停止させることが出来るようです。(言い方を変えると、これらの情報だけでカードの無効化が出来てしまうことに、ちょっとシステムの脆さを感じましたが... もしかしたら、発信者電話番号での照合も行なっていたのかも知れません。)
クレジットカードは、カード番号が変わった上での再発行になり、もしも見つかっても再有効化は出来ないとのことでした。これは仕方がないです。
電話口で確認した範囲では、直近の使用履歴は挙がっていないとのことで、少しホッとしました。
帰宅したのが深夜2時半頃でしたが、カード会社への連絡が一通り終わったのは深夜3時半をまわっていました。

とりあえず紛失時にするべきことは一通り終えたので、ちょっと安心したこともあって翌日はお昼近くまで寝ていました。
免許証も入っていたので、今思うと、朝一で警察に届け出を出しに行くべきだったのですが、二日酔いということもあって、起きられなかったと言うのが正直なところです。
起きて、警察に行こうかと思ったのですが、出掛ける前に、JR東日本に届いているかも知れないと、JR東日本の忘れ物の問い合わせ先に電話してみました。
利用した電車、お財布の色、中身を伝えて調べてもらうこと数分、ドキドキしながら待ったのですが、品川駅に届いているとのことでした。
その後、品川駅に出向いて受け取り、現金、カード類とも、すべて無事で、安心しました。
日本ならではでしょうね。

これから、カードの再発行手続きと、毎月のカード払いの支払先へのカード番号の変更届といった手続きが待っており、しばらくは手間が掛かりそうです。
これを機に反省して、お酒を飲む機会と量を控えるようにしようと思います。