先ほど、WhatsAppからボイスメールが届いているので再生するようにというメールが届きました。
メール送信者はWhatsApp<cyufacial@blueman.com>とあります。
WhatsAppというアプリケーションは知りませんでしたが、Googleで検索したところけっこう有名なサービスのようです。が、blueman.comとの関係が分からず、何となく怪しいと思いました。
ボイスメールを聞く前に調べたところ、「WhatsApp」の通知を装うスパムメールを確認、標的はモバイル端末(トレンドマイクロ)というのが見つかり、まさにこれでした。
送信先に指定されたメールアドレスは、私がアドビへの登録のみに使っているアドレスで、アドビから流出したもののようです。Adobe、サイバー攻撃で290万人分の顧客/クレジットカード情報が流出、製品のソースコードもで漏えいしたものと思われます。アドビのサイトでしか入力したことのないメールアドレスですので、間違いありません。
が、アドビからは「あなたのメールアドレスが漏えいした」という連絡は来ていません。当方はクレジットカード情報はアドビには登録しておらず、「メールアドレスくらいなら漏えいしても連絡したり謝罪したりする必要なし」とアドビには判断されているのでしょう。
これって企業としてどうなのかな、と思わざるを得ません。
Acrobat Reader等で公私ともにアドビにはお世話になってはいますけど、これを機に、アドビ製品の使用を考え直そうかと思い始めています。
■追記
同様のメールが下記のメールアドレスからも届きました。
<service@doctor-novikov.ru>
<grothite@baoinc.com>
さらに下記のアドレスからGoogleを語って「You have emails that must be read.」というリンク付きのメールも届きました。
<a.weber@adstracts.com>
<michellevardon@collectmyjudgments.com>
<4301564@blackboard.com>
さらに、下記のアドレスからYouTubeを語って「Your video on the TOP of YouTube」というリンク付きのメールも届きました。私はYouTubeは見るの専門なのですが、YouTubeに投稿する人は騙されるかも知れません。
YouTube Service <service@youtube.com>
また、下記のアドレスからも迷惑メールが届きました。
<protracts@hariko.ru>
<bigi_77@center-pm.ru>
<prime@m-marketing.ru>
<kotelnikov@raduga.spb.ru>
<huangf@kob.natm.ru>
毎日のように迷惑メールが届いており、Adobeに「漏えいしたメールアドレスに迷惑メールが届いて困っている」と連絡して3週間、音沙汰なしです。
流石に耐えられないので、アドビに登録したメールアドレスは無効にしました。
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