JAL B787型機の電気系統のトラブルに遭遇

今週、海外出張に出ており、先ほど帰国・帰宅しました。
復路はサンフランシスコ国際空港から羽田空港までJALのJL001便、B787-8型機のエコノミークラスに乗って来たのですが、電気系統のトラブルがあって、フライトの後半は機内エンタテイメントシステムを利用できませんでした。
経緯を書いておきます。

利用したのは1/30(木)18:10サンフランシスコ国際空港発のJL001便です。
離陸してから約6時間後に、突然、機内のエンターテイメントシステムの電源がダウンしました。私は映画を見ていたのですが、突然画面が消えて、リモコンのイルミネーションも消えて、画面脇のUSBからの給電も途絶えました。
787導入の際にトラブルが多発したリチウムイオンバッテリーのことが頭をよぎり、正直、かなり焦りました。

すぐに機内アナウンスがあるかと思いきや、しばらく何もなく、1時間以上経って、食事のために電気を明るくする直前になってようやく初めてアナウンスがありました。
電気系統のトラブルで回復の目処が立っていないが、運航にはまったく支障がないとのこと。
寝ている人を起こしたくなかったのかも知れませんが、起きたままで不安を募らせている利用者を軽視したJALの姿勢には、本当の利用者目線が足りていないのではないかと思いました。
なお、使えなかったのは液晶モニターのコンテンツだけでなく、コントローラーを共有している読書等も使えず、アナウンスによるとビジネスクラスでは電動のリクライニングシステムも使えなかったそうです。
実は、マイルを使ったビジネスクラスへのアップグレードを空席待ちで頼んでいて、結局は空席が無くてアップグレードできなかったのですが、ビジネスクラスを使ってこうなるのであればせっかくのマイルを使わなくて良かったなと思っています。

そんなわけで、不具合が出ても1時間以上アナウンスをしない姿勢は私には受け入れがたく、次あたりからはANA便に浮気しようかなと思い始めています。
ただ、一昨年あたりから、JALのクレジットカードを作ったり、マイルが溜まりやすくなるオプションに加入したり、日々の出費をJALのマイレージ重視にしてしまっているので、すぐには決断出来ないところです。

JALの787-8の電源系統のトラブル、私が遭遇したのは復路だけでしたが、往路が別日程だった人の話によると、往路も復路も同じようにエンターテイメントサービスが途中から使えなくなったそうです。
あまりに頻発するので、JAL側は慣れて(麻痺して)しまっているのかも知れません。