Honda Cars中央神奈川でヴェゼル ハイブリッドの安心快適点検

Honda Cars中央神奈川でヴェゼル ハイブリッドの安心快適点検(6ヶ月点検)を受けて来ました。
2年半前にヴェゼルを試乗車で試乗したその日にホンダ ヴェゼル ハイブリッドを成約して、ずっとその店舗で点検整備・リコール対応をしていただいて来たのですが、今回限りにして次回からは別のHonda Carsの店舗か、ディーラー以外の自動車整備業者に依頼することを考えています。

以下の(1)-(3)がありました。
もしかしたら、ビッグモーターの件があって、顧客への説明や提案について本社から何等かのお達しがあったのかも知れませんが。

(1) 点検整備結果の説明
私としては、タイヤの溝や、ブレーキパッドの残量、バッテリー等、定量的な状態説明と交換時期の目安の説明を期待していました。
例えば、タイヤであれば、溝が現在残り何ミリ、基準値は何ミリで、ローテーションしたとして最長でいつ頃には基準値に達しそうで、およそいつ頃までには交換したほうが良い、といった説明です。
しかし、タイヤ、ブレーキパッド、バッテリー、それ以外についても、定量的な説明は一切なく「点検した結果、大丈夫でした」だけでした。
そもそも、テーブルの上に広げられた書類のどこにも点検結果の数値がない状態でしたので、説明する意図がなかったのでしょう。
強いて言えば、エンジンオイルを3.3L入れたという説明はありましたが、その意味の説明は何もありませんでした。
過去のホンダでの点検の時がどうだったかは記憶が定かではありませんが(購入して間もなくで走行量も少なく、特に気にしていなかったため)、その前トヨタで20年近くお世話になっていた時は、毎回、タイヤの状態、エンジンオイルの残量や汚れ具合、ブレーキの利き代の調整幅等含めて、点検したすべての項目について定量的な説明があるのが当たり前でした。

(2) 車検の見積りの説明
上記(1)の通りで、今後のことが何一つ分からないような説明だったこともあり私から「次回って車検時期ですよね。今回の点検結果に即して、見積りを出していただけませんか?」と依頼しました。
そうすれば、各部品の具体的な状態をもう少し具体的に把握できると思ったからです。トヨタでお世話になっていた時には、車検の半年前の点検の時には、車検時に何が交換対象になりそうなのか、大まかではありますがちゃんと説明を受けていました(まあ、私のほうではそれを聞いて、例えばタイヤやバッテリーなどは次回車検の前に格安店で交換するといったこともしていたので、ディーラー側にとっては良し悪しですが)。
が、本日、概算見積りは出て来たものの、説明を聞いても大した情報は得られませんでした。
私が期待していた説明、私が理解したい内容は下記なのですが、聞いていても対応付けが出来ませんでした。
(a) 定期点検パックでカバーされるもの
(b) 定期点検パックではカバーされない必要な部品代
 →どうやら「ブレーキメンテナンスキット」というのが必要らしいのですが、必要ならどうして定期点検パックに含めていないのかが理解できませんでした。
(c) 法定費用
 →重量税、自賠責、印紙代、等ですが、説明はなく、帰宅してから左下の隅に小さい字で書いてあるのを見つけました。
(d) 車検を通すためにおそらく必要、または強く勧める整備
(e) 車検にまったく関係のない店舗でのおすすめの整備
 →見積書には(d)の(e)が区別なくずらりと並んでいました。
  具体的には「バッテリー交換」「ワイパーゴム」「下回り洗浄作業」「撥水洗車」「わさびデェール」など全部で11項目が追加されていました。
  「ブレーキメンテナンスキットは必ず必要」、「バッテリー交換はその時の状態次第」と聞き取れましたが、他はどういう意図なのかさっぱり分かりませんでした。
  「撥水洗車」や「わさびデェール」は、完全に「もしも気が向くようなら」のレベルです。
  「下回り洗浄作業」は、大昔(トヨタだったかその前の日産だったか、記憶が曖昧)「下回り洗浄をしないと車検を通せない」と聞いた気がするのですが、もしもそうであればこれも定期点検パックでカバーされていないとおかしい気がします。
  等々、上記(1)も含めて多々不明で、私からこれ以上突っ込むのは時間の無駄に思えて、こちらからの質問は特にしませんでした。

(3) HondaオリジナルBOXティッシュプレゼント
先日、今回の安心快適点検についてのDMが来ていて、そこには「車検相談会」「期間中、車検のご相談を頂いた方に、ボックスティッシュのプレゼント」と書かれていました。
それもあって、期間中である今日、点検の予約を入れた経緯があります。
今回の来店中、そのDMをずっとテーブルの上に見えるように載せていたのですが、気づかれなかったようです。トヨタであれば来店時に「DMを見てご来店いただいたのですね。ありがとうございます」と言われてそこから話が始まるのが普通でした。
あるいは、車検の見積りを依頼することは「車検相談会」には含まれないのかも知れません。
いずれにせよ、お店側から勧められてもいない車検の見積りを依頼して、さらに帰り際に「ボックスティッシュはもらえないのですか?」とこちらから聞くのは流石に恥ずかしかったので、私からは何も言わないで、上記(1),(2)のこともあって「もうここに来ることはないだろうな」と思って店舗を後にしました。実際、車で1時間も掛かる場所ですから、普通に過ごす分には一生来ないと思います。

ちなみに、去年この店舗で点検を受けたすぐ後にヴェゼル ハイブリッドのワイパー故障があったのですが、その際に対応していただいた別のHonda Carsの店舗では、雨の中での無償引き取り、無償修理、無償の代車提供、修理後の引き渡し時には当時実施していたプレゼントキャンペーンの景品提供までされていて感激した記憶があります。
上記の別の店舗が第一候補ですが、自宅からの近隣で他にも多数のホンダ系の店舗を知っているので悩ましいところです。

別に、「新車で購入して、メンテナンスパックにも入っているのだから、何でも無償で」と言うつもりはありません。
一応、必要な対価は支払うべきだという考えは持ち合わせているつもりですが、それ以前に「点検結果を数値で説明してもらえない」ことが残念でなりません。
もちろん、ビッグモーターで報じられているようなこと(オイル交換をしたと言って、実際には交換していない、等)は、ホンダではないと信じていますが。