これまで約5年間ロードバイクFELT FR60に乗って来たのですが、この度、CORRATEC(コラテック) DOLOMITI DISC 105 Di2 R7170 2024年モデルの未使用車を購入しました。
2ヶ月前にFELT FR60のクランクを50-34Tから40-26Tに交換したばかりで、その際にチェーン交換も行なっていて、その時点はまだしばらくFELT FR60に乗るつもりでいたのですが、リヤスプロケットのギヤの枚数が8枚の11-32Tで、11-13-15-18-21-24-28-32Tというふうに15の次が3枚間隔でシフト時に微妙に軽過ぎ、重過ぎというのがあるのが気になっていました。また、タイヤが前後ともかなり擦り減っていて、ブレーキシューも購入時から交換しておらず、部品交換の時期が迫っている状態でした。
ネットで見ていて、アルミフレームの105 Di2の未使用車が新車の参考価格327,800円のところ、264,000円で売りに出されているのを見掛けていて、しばらく悩んでいたのですが、悩み続けるくらいならということで注文してしまいました。あと1,2年FELT FR60に乗ってから乗り換えることも考えたのですが、最近の体力の衰え具合から今後も長く自転車に乗り続けられるか不安で、「電動コンポ車に乗ってみたかったけど電動コンポ車に買い替えようとした時には既に体力が落ちていて結局買わなかった」という後悔をしたくないという気持ちもありました。
注文したのはちょうど一週間前で、福岡から神奈川への発送とは言え3,4日で届くだろうと思っていたのですが、福岡から神奈川の場合発送時に中4日開けないといけなかったらしく、今日を配達指定日として発送したとのこと。
しかし、配達指定日の情報が当方に伝えられておらず、いつ届くのかとやきもきしていたところでした。
今日、日曜日の朝8時過ぎに到着したところです。
午後、少しだけ走ってみて、FELT FR60との違いを確かめてみました。
ブレーキはリムブレーキから油圧式ディスクブレーキになったのですが、正直、それほどの違いは感じられませんでした。
リムブレーキでリムとブレーキが擦れる時にシューっといった音が出るのですが、これはディスクブレーキでも同様でした。
急ブレーキを掛けた時の制動力はディスクブレーキのほうが高そうなので、その点はディスクブレーキのほうが安全面で優れているのですが、普段の運転であればリムブレーキでも十分止まれるなと思いました。
8速のClarisと12速の105との違いですが、Clarisで11-13-15-18-21-24-28-32Tでワイドレシオ、105で11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34Tでクロスレシオ化されたこともあって、シフト時の重過ぎ、軽過ぎということはなくなりました。
シフトは105のほうが滑らかではあるのですが、踏み込みの力が掛かった状態でのシフトではガチャという音が出るのは同様で、劇的な改善というほどではなかったです。
あと、Clarisのほうはクランクを50-34Tから40-26Tに変更したこともあって、一番軽いギヤではリヤ:フロントで32:26となっていてかなり軽いのでかなりの坂道でも大丈夫そうです。一方105のほうは50-34Tのままなので34:34となっていますのでたいていの坂道では大丈夫だと思いますが、劇坂となると私の貧脚ではちょっと不安が残ります。
最後に105 Di2による電動シフトですが、これはやはり感動物でした。
ClarisではSTIレバーを大きく移動させる必要があってギヤチェンジをしていることをかなり意識する必要があって、「これくらいならまだシフトしなくても良いかな」と億劫になってしまうこともありました。リヤディレイラーのシフトはまだしも、フロントディレーラーのシフトはなるべくしないで済ませたいところがあって、クランクを50-34Tから40-26Tにしてほぼ40Tだけで走行するようにしていたくらいです。
105 Di2では、シフトレバーを軽く押すだけで良いので、ギヤチェンジ時の億劫さがほとんどありません。シンクロナイズドシフトによってフロントのギヤも電動で自動で変わってくれるので、右手のシフト操作だけで済みます。
FELT FR60はずっと乗り続けることは無さそうですが、もうしばらくは残しておくつもりです。
コメント