息子の部屋のエアコンの風の吹き出し口から水が飛んで来ることについて、エアコンの施工不良が判明しました。
その際に来ていただいたメーカーのサービス担当者の勧めで、施工工事込みでエアコンを購入した販売店ビックカメラに連絡することにしました。
修理報告書と写真を印刷して直接ビックカメラに持って行くことも考えたのですが、いきなり「施工不良でした」と切り出すのもなんなので、事前に電話で施工不良と判明したことを伝えてから、後日、詳細な話をしに行くことにしました。
が、上手く行かなかったです。
家電売り場の電話番号が分からず、ネットで調べて店舗の代表の電話番号に電話しました。午後1時半過ぎでした。
電話口ですぐに家電コーナーに転送されるのかと思ったら、そうではなく、代表電話の部署である程度聞き取りをして、その後で売り場につなぐ形らしいです。
なので、相手にエアコンの専門知識がないことも想定して、症状、修理に対応したメーカー担当者の調査の結果を簡単に伝えて、「メーカー担当者から施工不良と言われているので、工事含めて購入した御社に電話した」で締めくくりました。
家電売り場につなぐので、家電売り場から折り返し電話が来るのを待って欲しいとのこと。
その後、午後4時半まで待っても折り返しの電話が来なかったので、もう一度代表の電話番号に掛けたところ、「午後1時半の電話のすぐ後でつないでいるが、おそらく忙しくて順番に折り返し電話をしているのだと思われる。フォローする」とのこと。
で、午後5時過ぎにようやく家電売り場から電話が来たのですが、第一声は「工事の業者を向かわせる。ただし、施工の問題ではなかった場合は、出張費を請求させていただくことになるかも知れない」とのことで、ヒートアップしてしまいました。
修理に来たメーカーのサービス担当者に製品の問題ではない、施工不良だと明確に言われて、出張費を請求されたばかりです。
今度、施工業者に来てもらって、また、施工不良ではない、と言われて、何も解決せずに出張費だけを請求されたら、たまったものではないです。
また、ビックカメラからは「基本的には前回とおなじ業者の人を向かわせる」と言われましたが、「それでは、業者側は施工不良ではないと言うしかないではないか」と反論しました。
なので、施工不良と明記されたメーカーのサービス担当者の修理報告書、実物の写真をビックカメラに持って行くので、その段階でビックカメラのほうで「施工不良」としての判断をして欲しいと伝えたのですが、どうも売り場にはその類の判断を出来る人がいないので工事業者を向かわせるので工事業者と会話して欲しいの一点張り。
こちらは「それでは困る。どうしても現地で工事業者を直接話をするということであれば、メーカーのサービス担当者も同席させる形にして欲しい」と伝え、「そもそも、メーカーのサービス担当者から、明らかな施工不良で、ずさんな工事とまではっきり言われている」、「メーカーのサービス担当者の見解が掛かれた修理報告書、メーカーのサービス担当者から該当箇所を示して写真を撮るようにアドバイスも受けていて、その写真をビックカメラに持って行くようにも言われている。そちらの売り場の中で一番技術が分かる人に私から説明させて欲しい」とかなり言って、「一旦、上司と相談する」となりました。
その後の電話でも30分以上会話して、隠ぺい配管周囲の壁穴からのエアコン内部への外気の侵入、左下バックパネルのネジが壁に垂直ではなく壁に水平に取り付けられていて取付強度に問題あり、エアコンのガス管の断熱材の取り付け不足、等、メーカーのサービス担当者に言われたことを、そのまま長々と説明しました。
少なくとも、2番目の「ネジが壁に刺さっておらず、壁の外に出ている」ことの説明は、販売員の技術知識とは関係なく、ずさんな施工工事であった証左として理解されて、ようやく話が進みました。
私から一通り説明して、メーカーのサービス担当者の連絡先も教えて欲しいとのことで、それも説明して、その後、工事を担当した業者とは別の業者から電話が掛かって来て、今週末に来ていただけることになりました。
その日のうちにここまで話が進んだということは、おそらく、ビックカメラからメーカーのサービス担当者にコンタクトを取ることが出来て、私の説明内容、すなわち明らかな施工不良であることが伝わったのだと思います。
それにしても、疲れました。
TEPCOの住設・家電修理サービスは契約料とサービス内容の観点でとても素晴らしいサービスだと思うのですが、こうした施工不良まではカバーされません。
それも踏まえると、設置工事が必要な家電品(主にエアコン)については、購入時に5年程度の長期保証を契約しておいて、5年以内に何かあった場合には販売店でワンストップで対応してもらえるような形にしておいがほうが安心かも知れません。
5年間普通に使えていれば施工不良の可能性は低くなり、商品本体の故障の確立が高くなると思います。
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