ガンダムSEED DESTINY Phase-30 刹那の夢【感想】

SEED DESTINY第30話についての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Phase-29 FATES【感想】に引き続いて、アニメ誌はほとんど読んでいないので、あくまで放映を見ての感想です。

前半、オーブ軍の方々がアークエンジェルと合流しました。
オーブの方々(アマギさん)は、キラのことを、始めは「キラ・ヤマト」と呼び捨てにしていましたが、途中からは「キラ様」と様付けになっていましたね。
やはり、考え方が尊重(尊敬?)できるというのが分かると、変るものなのですね。
ただ、疑問が2点。
1つは、ユウナは一体どうしたの? ということ。
もう1つは、一体どうやって合流したのかな、ということ。
ユウナをオーブに送り届けた後であれば、アークエンジェルは既に海底に潜伏していたわけで、オーブ軍の方々も何らかの方法(潜水できる艦)でアークエンジェルに向かったはずです。それができる(つまり、アークエンジェルの場所が分かる)のなら、カガリが誘拐された時に見つけ出すことだって、できたでしょう。
戦闘の直後であれば、ユウナもアマギと一緒だったはずです。それに、M1アストレイかムラサメかは分かりませんでしたが、あれだけのモビルスーツとともにアークエンジェルに移乗できる状況だったとは思えません。
そのあたりがうまくつながらないのが、見ていて残念でした。

中盤ですが、シンのアスランに対する態度は、ミネルバの皆に反感を買われるでしょうね。
確かに、アスランは、結果的にはフリーダムに歯がたたずに大破し、ここのところ、アスラン自身も芳しい戦果は挙げていません。
が、そういう視点では、ハイネのほうが戦果は少なかったでしょう。
モビルスーツで戦って強いかどうかは、フェイスになるかどうかとは別の問題です。
それに、ユニウスセブン落としの際、シンもアスランの働きを「あれがヤキンの生き残りの力か」という感じで目を見張っていたはず。
主人公なのに、ここのところ、かなりヒールになっていますよね。

後半、やはりと言うか、シンがステラを返しに行きましたね。
SEEDでキラがラクスを返しに行った展開と似ていますが、今回は、レイとシンとで自軍の兵士と看護士に暴力を振るっての行動ですので、明らかに反逆行為でしょう。
レイの「どんな命でも、生きられるなら生きたいだろう。」という台詞が唯一の救いでした。
次回予告で、タリアがこぶしを握り締めているシーンがありましたね。
憤慨するのは当然のこと。
シンにどういう処分が下るのか、楽しみです。

ところで、来週は、デストロイ・ガンダムが出てくるみたいですね。
誰が乗るのでしょうか。
ステラだったら、シンは激怒するかも。

あと、ちょっと気になったのは、次回予告でアスランが兵士2名が歩いて行ったところで隠れて何かしようとしていたこと。
アスランも、何か行動してくれそうですね。
展開が楽しみです。