ガンダムSEED DESTINY Phase-48 新世界へ【感想】

SEED DESTINY第48話についての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Phase-47 ミーア【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、読まないようにしているので。)
今回の大きな進展として、ザフトによってレクイエムが発射され、連合軍のアルザッヘルの戦力が壊滅してしまいました。そして、レイがクローンであることがカミングアウトされました。

DESTINY PLANの発動もそうですが、デュランダル議長の独裁者振りがますます強くなったなと感じます。
ロゴスを討つことを発表した時もそうですが、今回のDESTINY PLANの発動に関しても、プラント最高評議会での審議を経ずに議長が独断で行なったように見えます。
ロゴス討伐に関しては、事後承諾でも何とかなったのでしょうけど、流石に今回はどうなのでしょうか。
最高評議会内部からの反発があるのではないかという気がします。
それにしても、DESTINY PLANを説明するところのアニメは、一般大衆向けにはあまりにお粗末なものでしたね。手を抜いたのか、ウケを狙ったのか...

ところで、レクイエムって、ルナマリアがコントロールセンターを破壊したんじゃなかったでしたっけ?
そんな短期間で修理して、ザフトのものとして発射するというのも、かなり無理がある気がします。
ルナマリアが破壊した意味がないと言うか...

あと、レイがクローンだったというのは、ちょっと予想外でした。
レイがラウ・ル・クルーゼと関係があることはしばしば描かれていましたが、まさか、クルーゼと同様、クローンだったとは。
ところで、レイは誰のクローンなのでしょうか? 髪の色からすると、
 (1) ムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)の父親
 (2) ラウ・ル・クルーゼ
 (3) ムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)本人
の3つの可能性があるわけですが、まあ、(3)ということはないでしょうね。
(2)だとすると、クローンのクローン?
このあたりのレイの生い立ちは、次週の前半で描かれるのでしょうか。
ますます話が先に進まないような... そう言えば、今回のオープニングがやたらと長かったと感じたのは私だけでしょうか。

ところで、バルトフェルドの「真の歌姫が戻る」という呼び掛けに対して、エターナルの周りにかなりの数のザフト軍らしき艦が集まって来ましたね。
アークエンジェル以外は、ザフト内ラクス派vsザフト内デュランダル派の戦いになるのでしょうか。
量産艦や量産機の場合、どうやって識別するのか、気になってしまいます。

あと、個人的に気になっているのは、シンとレイがデュランダル議長に呼ばれたことで、レジェンドとデスティニーがミネルバから離れることです。
デュランダル議長がタリアを信用していないことの現われなのか... ルナマリアとタリアがミネルバごとラクス側についたら面白いのに。

予告編によると、次回はレジェンドvsストライクフリーダム、デスティニーvsインフィニットジャスティスの戦いがあるようですね。
ルナマリアが苦悶の表情を浮かべているのも気になります。

SEED DESTINYも残すところあと2話ですね。
どういう結末になるのか、楽しみです。