BLOOD+ Episode-6 おとうさんの手【感想】

BLOOD+ 第6話を見ての感想です。(よろしかったら、前回のBLOOD+ Episode-5 暗い森の向こうへ【感想】もご覧いただけると幸いです。)
前々回、フォレストに襲われて重症になるものの何とか生きていたジョージですが、今週、逝ってしまいました。
一命は取り留めたとはいえ、いつか逝くことになりそうな気はしていたのですが、意外に早く、残念です。

どうやら、D67(デルタ67)というのが、人間を翼手化するのに使われる血液のようですね。
また、翼手になると、治癒力もかなり向上するようです。
その代わり、翼手化が進むと、元の人間としての記憶・意識が薄れて行ってしまうとのこと。
ジョージとしては、自分が完全に翼手になり切る前に、カイや小夜の父親の記憶のままで逝きたかったのでしょう。
「小夜、俺はまだお前の親父か」という最後のシーンでは、ちょっと涙ぐんでしまいました。

今回分かったのは、小夜の血液が、翼手を倒せる兵器だということです。
だったら、小夜の血液から翼手に効く成分を抽出して、それを弾頭に詰めた弾丸を大量生産すれば良いのでは、なんて思ってしまったのですが...
そうすると、ストーリーが成り立ちませんね。

それと、小夜が戦うには、何かきっかけがあって、小夜の目が赤くなる(スイッチが入る)のが条件のようですね。
ガンダムSEEDでいうところの「種がはじける」といったところでしょうか。
そのうちに、自分の意思でスイッチを入れられるようになるのでしょうか。
それが、「覚醒」なのかも知れません。

予告編によると、来週は、小夜の内面での葛藤が中心のようです。