今日から、オルソケラトロジー無料体験が始まりました。
約4週間の体験となります。
日々の視力回復状況を記事にして行こうと思っています。
今回の無料体験は、メディコ(映光会)の渋谷眼科での治療となります。
片道2時間近く掛かるのが難点ですが、途中までは会社の通勤定期が使えるので、交通費の負担はそれほどではありません。
診療予約は午後2時からで、渋谷駅に着いたのが午後1時40分でした。
ちょっと焦りましたが、分かりやすい場所にあるので、電車の到着から10分ほど見ておけば十分行けると思います。
ビルの入り口が狭いので、眼科の中もかなり狭いのかなと心配していましたが、決してそんなことはなく、広々としていて、リラックスできました。
始めに、費用の説明です。
オルソケラトロジーの費用比較の記事で調べていた通り、両眼で250,000円、片眼ではその半分の125,000円になるとのこと。
追加情報として、レンズの寿命のため、3年ごとにレンズを新しくする必要があり、1枚につき42,000円かかるとのことでした。
まずは、お決まりの検査です。
バルーンの絵を見つめての視力検査、眼圧検査、角膜の形の測定などを行ないました。
その結果、左目が0.15、右目が0.8と診断されました。
この時点で分かったのは、右目は近視ではなく遠視だということ。
私の右目は、手元が見づらくて、遠いほうが見やすいのです。
自分自身では、昔から遠視だと思っていたのですが、どの眼科医にも「乱視の入った近視」と言われており、自分が間違っているのかと思っていただけに、今回ちゃんと「乱視の入った遠視」と診断されて、すっきりしました。
しかし、オルソケラトロジーは遠視には効果のない治療法です。
そんなわけで、今回のオルソケラトロジーの体験は左目だけとなりました。
また、普通にレンズの組み合わせを使っての視力矯正テストも行なわれ、左目は最高で0.9でした。
したがって、オルソケラトロジー治療を施しても、左目は0.9くらいまでしか回復できないだろうとのことでした。
矯正に使うオルソケラトロジーのレンズですが、ぱっと見た感じでは、ちょっと大き目のハードコンタクトレンズといった感じでした。
ハードコンタクトレンズの場合は、黒目全体の大きさよりも二回りくらい小さいものを装用しますが、オルソケラトロジーレンズは黒目とほぼ同じ大きさのものを装用します。
何枚かフィッティングしたのですが、つけるのは簡単でも、外すのがかなり大変でした。
いつもは、目尻を引っ張って瞬きして外していたのですが、今回は目の上下から指で浮かせるようにして外す方法を使わざるを得ませんでした。
4枚ほどフィッティングして、(角膜への密着度が)ちょうど良いものが見つかりましたので、そのレンズで無料体験をすることになりました。
その場で効果を確かめるために、院内で40分ほど仮眠を取らせていただきました。
渋谷眼科には仮眠専用の個室スペースがあって、そこには何とマッサージチェアがあるのです。
「睡眠をとらなくても、目をつぶっていれば良い」とのことだったので、左目はつぶったままで、右目でマッサージチェアをいろいろと操作して、至福の時を過ごしました。
その後の、オルソケラトロジーレンズを外しての視力測定では、0.2でした。
0.15だったのが0.2になったということで、ほとんど変わらず、正直なところ、ちょっとがっかりでした。
「一晩装用すれば、もっと効果が出るはず」とのこと。
明日の朝に期待というところでしょうか。
次回の定期健診は、11/19(土)11:30からです。
オルソケラトロジーによる日々の視力回復状況を、今後も少しずつブログに書いていくつもりです。
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