SEED DESTINY FINAL PLUSについての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Final Phase 最後の力【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、読まないようにしているので。)
本編の最終回を、今回のFINAL PLUSのストーリーで締めくくってくれていれば良かったのに、というのが率直な感想ですね。
ファンが疑問に思っていた部分もかなり解消されていて、よくまとまっていたと思います。
大まかな流れは、最終話+総集編という感じでしたが、ところどころ違いがありましたね。
以下、気づいた点を挙げて行きます。
キラが、アークエンジェルにレクイエムを撃ちに行くように言ったシーン、キラは「これは命令です」と言っていましたね。
流石は、准将(多分、宇宙に出たオーブ群の中では一番偉い?)といったところでしょうか。
本編を観ただけでは今ひとつはっきりしなかったキラの職位が、これで明らかになった気がします。
そんなに若くして准将になってしまって良いの? という気はしなくもないですが...
ストーリー展開の大きな違いの一つとしては、陥落寸前のメサイアに入って行ったのが、キラだけではなく、アスランも続いて行ったことですね。
最後にデュランダル議長と対峙する面々の一人にアスランも加わっていました。
とは言え、変わったのは、タリアのキラに対する台詞が「あなたは行きなさい」から「あなた達は行きなさい」に変わったことくらいでしょうか。あと、メサイアの陥落を見たマリューさんの台詞が「キラ君は?」から「キラ君達は?」に変わったことでしょうか。
せっかくなら、アスランも銃撃戦に加わってデュランダル議長の肩を撃つとかすれば良かったのに、とも思います。
が、アスランの銃の扱い方なら、わざと外すのではなくて、致命傷を与えることになってしまいかねませんが。
それと、本編ではオーブ+ラクス軍のモビルスーツ隊のうち名のあるものはほぼ無傷でしたが、今回はディアッカとヒルダ(ドムトルーパーの隊長)が被弾するシーンがありましたね。
もしかして、ディアッカがお亡くなりになるのかとヒヤヒヤしましたが、特に怪我はなかったようです。
さすがにプラント軍と比べて損失がなさ過ぎたので、バランスを取るためにあえて被弾シーンを入れたのかも知れません。
気になっていたイザーク隊のプラント軍としての扱いですが、ラクス側についたことは、反乱とはみなされずに、特にお咎めなしだったようですね。
シホとともにしっかりエターナルに乗り込んでいましたし、最後のシーンではイザークがラクスの護衛にあたっていたようです。
ラクスはプラントに戻ったとのことですが、最高評議会の議員の一員に迎えられたのかどうかは、うやむやに終わりましたね。
何にせよ、ラクスがプラントの中で表舞台に立つようになったのは、良いことだと思います。
それはそうと、一番気になっているのは、結局、アスラン×カガリはどうなってしまったのか、ということですね。
FINAL PLUSではカガリの新たな出番はほとんどなかった(終戦の締結の時くらい?)ですし、台詞もなかったと思います。
オーブの慰霊碑前では、キラ×ラクス、アスラン×メイリン、シン×ルナマリアでしたし...
アスランのパートナーは、メイリンということになってしまったのでしょうか。そこがすっきりしなかったのが、心残りです。
慰霊碑から立ち去る時の、キラの肩に寄り添うラクスの穏やかな表情は、良かったですね。
これで、もうSEEDの続編はなさそうです。
いい感じで完結したのではないかと思います。
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