6/6(月)に東京電力による買電メーターと売電メーターの連携工事が完了から一週間余り経って、天候と発電量の関係がだいたい掴めて来ました。
太陽光発電の発電量は、天候によって大きく違うのだなということが分かりました。
我が家の太陽光発電パネルは、カナディアンソーラーの4.56kWのものです。
屋根は南北に稜線があって東向きの面と西向きの面があり、それぞれ半分ずつのパネルが設置されています。
全部が真南に向いているわけではないので、南中高度の高い正午時点で、天気の良い雲のない日で4.1kWくらいの発電量になっています。夏至になると、もうちょっと上がるかも知れません。
一方、晴れた日であっても、雲が太陽に掛かると、発電量はガクンと落ちて、正午時点で2kWを下回ることもあります。
要するに、直射日光が照りつけている時でないと、スペック値に近い発電量は得られず、一般的に「晴れ」と言われる日であっても、太陽に雲が掛かっているだけで発電量が半分程度にとどまることもあるということです。
私自身は、福島原発の事故があったこともあり、原発反対派、脱原発推進派です。
自然エネルギーによる代替が望ましいと考えていて自宅にも太陽光発電設備を設置しましたが、ここまで天気による発電量の差が激しいと、いわゆるメガソーラーの電力供給能力に、社会インフラという観点では疑問を感じてしまいます。
蓄電設備の普及も解決策になるとは思いますが、別の視点で、例えば、冷蔵庫やエアコンの家電品が太陽光の照射度合いと連動して運転の強さを自動的に変化させるとか、太陽光発電の特性と連動した家電品の普及が必要なのではないかと思います。
電卓についているような小さなソーラーパネルでも明るさは検知出来ますので、そうしたパネルを照度のセンサーとして、十分な明るさがある、すなわち太陽光の直接照射がされている時だけ強運転にする、逆に十分な明るさがない時は弱運転にする、仕組みとしてはけっこう単純だと思うのですが。
そうした家電品の登場を願っています。
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