耳をすませば【感想】

金曜ロードショーで放送されていた「耳をすませば」を観ました。
放送されるのは知っており「前に見たこともあるし、別に見なくても良いかな」という気分だったのですが、午後9時半過ぎにたまたまチャンネルを合わせてしまい、そのまま最後まで観てしまいました。

中学生なのに、将来はヴァイオリン職人になりたいという明確な夢を持っていて、高校に行かずに修行の道に入ろうとしている聖司と、自分が将来何をしたいか分からずにいる雫。
始めは聖司に対してツンとした態度を取っていたのに、彼が、図書カードで名前を知っていた聖司本人だと分かってから、二人の関係が急激に変わって行きます。

観ていて、ちょっと気恥ずかしくもあり、それでいて二人の純真な初々しさに、つい引き込まれて行ってしまいました。
最近の中学生は、こういう作品を観て、どう思うのでしょうね。

ジブリ作品ですと、「ハウルの動く城」や「千と千尋の神隠し」のような非日常の物語も良いですが、「耳をすませば」のような日常の淡い一面を描いた物語も、こうして観てみると良いですよね。
ちなみに、私が一番好きなジブリ作品は「天空の城ラピュタ」です。