BLOOD+ Episode-22 動物園【感想】

BLOOD+ 第22話を見ての感想です。(よろしかったら、前回のBLOOD+ Episode-21 すっぱいブドウ【感想】もご覧いただけると幸いです。)
今回は、小夜とハジが、始まりの場所である動物園に到着し、小夜が過去のことを思い出しました。
でも、全部を思い出したわけではなく、ところどころを思い出して、何とか記憶がつながったような感じでしたね。

まず、始まりの場所は、「動物園」とは呼ばれていますけど、実は一般的な動物園ではなくて、広大でたくさんの動物が住み着いている大きな屋敷だったんですね。
途中でヤギが出て来なかったら、なぜ動物園なのか、分からないところでした。

少年の頃に屋敷に連れて来られたハジも、最初から小夜と仲良しだったわけではなかったようです。
また、仲良くなるための手段として、小夜がハジにチェロを教えたら、いつの間にかハジのほうが上達してしまったようです。
でも、小夜はそのことが気に入らなかったらしいですね。
昔の小夜は、そうとうなお嬢様と言うかわがまま娘(かつ、負けず嫌い)だったようです。

しかし、顔面防具なしでフェンシングをするのは、いくら何でもちょっと危険ではないかと思いましたが。

今回分かったのは、小夜は歳を取らないということ。
むしろ、雰囲気からすると、現在よりもかつて動物園にいた頃のほうが大人びていた感じさえします。
傷が出来てもすぐに治ってしまいますし、まさに翼手(シュバリエ)と同じ特徴を持っています。

そして、ハジがシュバリエになった経緯も明らかになりました。
かつて小夜の住む屋敷で普通の少年から青年へと成長したハジは、屋敷の主であるジョエルの誕生日に、小夜のわがままで崖の中ほどに生えていたユリの花を取りに行って崖から滑落し、
小夜の血を飲んで生き返り、シュバリエになったということのようです。
ハジにしてみれば、自ら望んでシュバリエになったわけではなかったみたいです。
もっとも、小夜が自分の血を飲ませなければ、ハジは死んでいたのでしょうけど。

今回、分からなかったのは、ジョエルの誕生日に、屋敷で何があったかですね。
どうも、小夜が屋敷に戻った時には既に屋敷は炎に包まれていたようですし。
さらに、屋敷には、ディーヴァもいたようです。
何故屋敷が燃えたのか、屋敷にいた人々に何が起こったのか、このあたりも、今後明らかになって来るのでしょう。

気になったのは屋敷の主であるジョエルと、ディーヴァのシュバリエの長兄アンシェルとは知り合いだったことです。
屋敷での事件とアンシェルは、何か関係がありそうですね。

今回、最後に動物園にソロモンが登場しました。
ソロモンは、アンシェルの「小夜を亡き者にする」案には、どうやら反対しているようですね。
次回、ソロモンは小夜を説得するようですが、ハジがそれに反対するみたいです。
今後の展開がますます気になります。