今日は、急騰株の空売りで書いた独自のスクリーニング手法で8048 シャディに空売りシグナルが出たので、空売りを手掛けました。
Excelマクロで算出された空売り推奨価格は2,430円だったのですが、寄り付き前の気配値はストップ高の2,625円を示していたので、寄り付きまでの気配値を見ながら空売り注文を入れることに決めました。
そもそも、これが自分のルールに反していることで、良くなかったのです。
まず、寄り付き直後、慌てて2,505円で100株信用売りしました。
それから徐々に下がって行ったので、「寄り天だったのだろう。うまく行ったな」と安心していたら、2,430円をつけた後反騰し始め、「これはストップ高に行くかも知れない」と、慌てて2,495円で買い返済して利確しました。
その後、一時2,605円をつけたので、利確しておいて良かったと思っていたら再び下がり出し、「やっぱり今日のストップ高はなさそうだ」と、再び2,520円で100株信用売りしました。
それから下がって行くのを期待していたら、また逆にスルスルと騰がって2,550円前後になってしまい、結局2,510円での指値返済買いが約定して再び利確。
結局、値動きに振り回され前場だけで4度の売買をして、今日の利益は手数料を引いて952円でした。
相変わらず、しょぼい利益で嫌になってしまいます。
よくよく考えてみると、今回このような取り引きをしてしまったのには、2つの理由があります。
1つ目は、日興シティグループ証券が目標株価を3,300円と発表していて、それに踊らされた買い手が多かったこと。でも、たかが1つの証券会社が目標株価を設定したくらいで、その価格まで一直線に行くはずはなく、行くとしても調整しながらのはずです。そのことが、自分の頭では理解できているつもりでいて、自分の行動は、その理解に反していたのです。
もう1つは、8048 シャディは貸借倍率が0.29倍で大量の売り残があり、2006/3/15に貸株注意喚起も出ており、潜在的な買い圧力が強いと思われたことです。ただし、逆日歩はまだ発生していませんでしたが。
こうした不安が頭の片隅に残っていて「ストップ高になったらどうしよう」という不安感がいつもあって、頻繁に気配値を気にせずにはいられませんでした。
結果論ですが、寄り付き前にExcelマクロで算出した2,430円で指値で売り注文を出しておけば寄り付きで2,545円で約定し、昼休みあたりに目標としている5%の利益を差し引いて2,420円で指値返済買い注文をしていれば、これも後場で約定したはずです。
つまり、気配値を一切見ないで、自分のルールに従って機械的に空売りと返済買いの注文を出しておけば、自分が目標としている5%の利確が出来たというわけです。
図らずも、自分のスクリーニング手法による銘柄選びと売買ルールがかなり良い線を行っていることが証明されました。
にも関わらず、ここのところ、いつも自分の決めたルールを守れないでいて、その結果、わずかな利益しか得られないか、ちょっとした損失を出してしまい、後悔してばかりいます。
次回、スクリーニングで良い銘柄が見つかったら、今度は絶対に気配値を見ないで機械的に売買するつもりです。
自分自身を、気配値を見られない環境に置くのが一番なのでしょうね。
もし、それで損するようなら、自分のスクリーニング手法が不完全だったとあきらめて、しばらく株式取引から足を洗って銘柄研究モードに徹して元手を溜めれば済む話です。
このことを、この場を使って、誓いたいと思います。
次回の取り引き実績で、ぜひとも良い報告をしたいと思います。
■2006/3/23 22:05 追記
今日の安値は2,265円でした。
昨日、気配値を見ないでいて、空売りしたまま今日まで持ち越していれば、楽に利確できていたのですが。
がっかりです。
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