半年ほど自宅のインターネット環境にSoftBankのホワイトBBを使っていたのですが、最近の節電で会社の空調が弱められたために早く帰宅して自宅で仕事をする機会が増えたのと、自宅PCからレンタルサーバへのファイルのバックアップ(アップロード)に掛かる時間を短縮したくなったことから、WiMAX環境に移行しました。
プロバイダは@niftyで、NECのモバイルルータAterm WM3500Rを常時クレードルPA-WM02Cに乗せて、メインのパソコンとは有線LAN接続にして、通信速度は上りが4~5Mbps、下りが3~4Mbpsといったところです。
測定は、例によって速度測定システム Radish Networkspeed Testingで測定させていただきました。
正直なところ、下りの速度ももう少し速いこと(せめて5Mbps以上)を期待していたので、ADSLからWiMAXに移行して成功だったかどうかはちょっと微妙です。
と言いますのは、以前ホワイトBBの実効速度でも書いていましたが、UQ WiMAXのTry WiMAXでUSB機器をレンタルして測定した際には、同じ場所で、同じ機器環境で上り4.7Mbps、下り16Mbpsという速度が出ていたからです。
今回、Aterm WM3500Rで下りの速度よりも上りの速度のほうが速いのは、今だと同じWiMAXの基地局を利用するユーザにヘビーユーザーがいるからかも知れません。
少なくとも、レンタルサーバへのアップロード作業はかなり快適になりましたので、しばらくはこの環境で行こうと思っています。
もっとも、プロバイダ(@nifty)とは年間契約にしているので、環境を変えるとしたら、次の夏か、次の次の夏になるのですが。
その頃には、光回線がもっと安くなっていると良いのですが。
■2010/7/6 追記
今日、再度通信速度の測定をしてみたところ、上り3~4Mbps、下り0.5~2.5Mbpsといったところで、先日よりもかなり遅くなっていました。
下りが1Mbpsを切るようでは、仕事用のディスクレスPCを使っているとレスポンスが遅く、流石にかなりのストレスが溜まります。
また、上りは最高10Mbpsに対してそれなりの性能が出ているのに対して、下りが最高40Mbpsに対してその10分の1も出ていないというのは、電波状況の問題だけとは到底思えません。
ネットで調べて、モバイルルーターの設置場所を変えたり、無線のチャンネルを変えたり、無線LAN機能を停止させたり、出来うる限りの様々な対策をしてみたのですが、一向に改善しませんでした。
流石にこれは機器の問題ではないかと、@niftyに問い合わせているところです。
■2011/7/12 追記
Try WiMAXレンタルでUD03SSをレンタルして、WM3500Rとまったく同じ条件で測定してみたところ、UD03SSでは下りの通信速度もも安定して8~9Mbps出ることが確認できました。
WM3500Rの下りの通信速度は0.3~3.5Mbpsといったところで、遅くて不安定です。
不思議なことに、上りの通信速度はいずれも4Mbps前後で差がありませんでした。
電波状態は最良なのに、どうしてこういう結果になるのか、NECのファームウェアの出来が悪いのか、個体の問題なのか、いずれにせよハズレのモバイルルーターが届いてしまったとしか思えません。
ニフティに状況は逐一すべて報告していますが、これまでのところ回答は調査中とのことで進展はありません。
困ったものです。
■2011/7/15 追記
最初に連絡をしてから10日経ちましたが、未だに調査中とのことで、進展はありません。
「こうしてみたらどうなりますか」といった解決に向けた話もいっさいなく(あっても、ネット上で容易にヒットするような情報であれば、私のほうで既に確認済みなのですが)、この一週間は「調査中」以外の意味のある情報はもらえていません。
@niftyは、昔NIFTY-Serveという名前だった頃にパソコン通信で利用していた、馴染みのあるプロバイダーなのですが、今回の対応はちょっとひどいなと思い始めています。
■2011/7/25 追記
本日、WM3500R本体を交換してもらいました。
が、通信速度の向上は見られず、やはり上りが4~5Mbps、下りが2~3Mbpsといったところでした。
やはりWM3500R自体、性能が出ない製品のようです。
端末を自腹で別のメーカーのものにするか、あるいはこのまま我慢するか、もうしばらく考えることになりそうです。
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