本ブログでも自殺予告に関して何度か取り上げて来ましたが、とうとう愉快犯が逮捕されました。
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 「いじめ自殺」中2名乗りメール、42歳女を逮捕という記事です。
ただ、今回のはあまりに稚拙過ぎですね。
長野県警伊那署は19日未明、同県伊那市伊那部、市臨時職員平沢真奈美容疑者(42)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。そりゃ、自分の携帯電話からメールを送ったら、受信側には送信者情報が丸見えになってしまいます。平沢容疑者は、市立小学校で事務の仕事をしており、別の市立小学校に、中学2年の卒業生を名乗って小学校時代のいじめを理由に自殺するとの虚偽の電子メールを送ったとされる。最近のいじめによる自殺予告メールや手紙に関連しての逮捕者は初めて。
調べによると、平沢容疑者は15日午後0時40分ごろ、自分の携帯電話から「小学校5、6年といじめにあって先生にも伝えたけれど聞いてもらえなかった。冷たいあの時の先生を困らせるために死のうと思います」という内容と、実行日を「17日夕方5時」と指定したメールを送り、学校業務を妨害した疑い。
携帯電話会社に警察から問い合わせが行けば、メールアドレスから送信者である自分が特定されることくらい想像できると思うのですが。
いずれにせよ、逮捕者が出ることで、自殺予告をすると警察に捕まるリスクがあるということが周知されれば、愉快犯による自殺予告は減ると思います。
そういう意味で、警察には自殺予告文の発送者の特定に注力してもらいたいですね。
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