KDDI DION ADSL解約で過剰請求

我が家も、危うく誤請求の対象に入るところでした。

「DION」ADSL解約で過剰請求1万件超 KDDI-ITニュース:イザ!
という記事が出ており、びっくりしました。

 KDDIは26日、インターネット接続サービス「DION」の非対称デジタル加入者線(ADSL)の解約手続き漏れで、一契約当たり約3000~5000円の月額料金を過剰に請求するミスが、少なくとも約1万件起きていたと発表した。判明分だけで約4000万円に上り、同社は料金を順次返還する。
 過剰請求されたのは、NTTの加入電話を使う「DION ADSL」から、KDDIの固定電話サービス「メタルプラス」へ契約を変更した顧客。実際にはネット接続も別のサービスへ切り替わるのに、KDDIは従来のADSLを解約していなかった。
 顧客側の意思で「DION ADSL」などを既に解約した場合の一部にも、過剰請求があった。問い合わせはKDDIカスタマーサービスセンター、フリーコール0077・777。

我が家は、2006年の6月に引っ越しする際、DION ADSLからメタルプラスのADSLに変更するつもりでいました。
ところが、メタルプラスは申し込んでから工事してもらうまでに1ヶ月近く掛かると言われ、引越に伴うADSLプロバイダの移行に書いたように一時的にDIONのミニミニコースに移行し、So-net ADSLを経てメタルプラスに移行しました。
So-netさんにはほとんど料金を払っておらず、今思うとちょっと申し訳なかったですが。

実は、KDDIは、今回の誤請求だけでなく、けっこう手続きのミスがあるのです。
例えば、我が家の場合はメタルプラスネットDION ADSL 10Mから50Mに変更しても速度が向上しなかった件の顛末というのがあったのですが、何と、電話で約束してもらった工事は2ヶ月以上放置されていました。
その後しばらく経って、利用料金が高いのが気になって、こちらからKDDIに問い合わせてみて初めて工事が行なわれていなかったことが判明しました。
顧客とのやり取りはちゃんと電子化されて保存されているらしく、KDDI側は平謝りで料金も遡って差額を返金してくれるとのことだったので、対応としては決して悪くはないのですが、しかし、工事の手配が漏れるというのは通信会社としていかがなものかと思わなくもないです。