コイズミのダウンライトのミニクリプトン球のLED化に失敗

太陽光発電パネルの設置工事が完了してから、我が家の消費電力をリアルタイムでモニター出来るようになりました。
0.1kW単位なので、それほど精度が高いわけではないのですが、実際の消費電力が高い家電品が何かに気づくという点では、とても役になっています。
全家庭にこうしたモニターが無料で配布されたら、きっと節電の効果も高まることでしょうね。もっとも、電力消費が落ち込むと電力会社の収入が減るわけで、電力会社による配布は期待しにくいので、なかなか実現はしないのでしょうけど。
モニターしていて気がついたのは、リビングダイニングのダウンライト照明のON/OFFだけで、0.2kWくらい上下することです。60Wの白熱電球が3つなので、計算上は合っています。一日3~4時間はつけているので、早速LED化することにしたのですが、上手く行きませんでした。

始めに購入したのは、朝日電器株式会社(ELPA)のエルパボールmini LDA4L-H-E17-G401[電球色]というLED電球です。
1つあたりの価格が1,480円ということで安価に購入できて、サイズもミニクリプトンタイプとあって、きっと問題なく使えるのだろうと思っていました。
が、いざ交換してみると、点灯しないのです。
よくよく見てみると、口金のところの出っ張りにぶつかってしまっていて、奥まできちんと差し込めていないようでした。

ネットで調べて見たところ、コイズミのダウンライトにLED電球を取り付けてみる - ぬりかべさんのシニカルなエスプリ - Yahoo!ブログに写真付きで事例紹介がありました。
ソケットを改造(干渉部分をやすりで研磨)することで点灯させられることが分かりましたが、そこまで改造する気にはなれませんでした。

結局、購入した3つのLED電球は、お風呂場と書斎の白熱電球との交換に使いました。
リビングダイニングのコイズミのダウンライトには、アイリスオーヤマのエコルクスLED電球 小形 LDA4L-H-E17-V2というものであれば使用できるという情報がネット上にありました(URLを控えるのを忘れていました)ので、そちらを手配しているところです。価格はこちらのほうが2,000円弱と上記のものより少し高いのですが、ソケットを改造するよりは、ということで再注文しました。
厳密に言うと、SGI表記のある断熱材施工器具なので、寿命が短くなるというデメリットがあるらしいのですが、程度問題です。定格寿命が40000時間で、仮にこれが半分の20000時間になったとしても、一日5時間の使用であれば10年以上もつことになります。
その頃には、ミニクリプトン球とまったく同じサイズで断熱材施工器具に適応したものがたくさん出ているでしょうから、駄目になった時に改めて買い直そうと思います。

■2011/06/21 追記
アイリスオーヤマのエコルクスLED電球 小形 LDA4L-H-E17-V2で、問題なく、点灯させることが出来ました。こちらは直下照度が40W、ランプ単体の明るさが25W相当なのですが、交換前の60Wのミニクリプトン電球と比べて、それほど暗いという印象は受けませんでした。
一方、エルパボールmini LDA4L-H-E17-G401[電球色]をお風呂場の60Wのミニクリプトン電球と交換したほうは、明らかに暗くて家内から速攻で駄目出しをされて、元のミニクリプトン電球に戻すことになりました。
LED電球の場合、光の反射のさせ方によって、明るさの感じ方がかなり違うようですし、気をつける必要がありますね。