ウッド・ノート2【感想】

ブッキングから復刊された、小山田いくのウッド・ノートの第2巻をAmazonで購入し、早速読んでみました。
もっとも、復刊前のコミックスも全部持っているので、復刻版の購入目的は書き下ろしだけなのですが。
ちなみに、本ブログサイトのドメイン名は、実はこのコミックのタイトルからいただいたもので、このドメインは既に15年ほど前から使い続けています。
確か、私が中学生くらいの頃、床屋の待ち時間に少年チャンピオンを読んでいて、たまたま読んだ第47話の「ひわ眠る枝の上」にひかれて小山田いくファンになったおぼろげな記憶があります。

さて、復刻本の第2巻ですが、ここでは書き下ろし連作短編「鳥とんだ!」その2について、感想を書きます。
漫画と生物が好きだった中学時代の小山田氏に、中学の先生Mが課した「あの鳥の名前を調べるように」という宿題に関するエピソードで、37年前の長野県小諸市の様子が描かれており、とても懐かしく読みました。
私自身の出身は長野ではありませんが、当時の、まだ自然が身近に豊富に残っている様子、ゲーム以外に興味を持っている(まあ、漫画にはまっているのが良いか悪いかという話になると、難しいところですが)純粋な中学生の様子が、良かったです。