ロッキー5【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
実は、先日、地上波で放送されていたのを録画しておいたのを観たのですが、当日に放送時間帯が30分遅れたらしく最後のところが録画出来ていなくて、いいところで切れてしまい気分が悪く、DVDをレンタルして最後のところを観た次第です。

元々はロッキーシリーズの最終話として製作されたらしいのですが、今、本当の最終話としてROCKY THE FINALが公開されていますね。
確かに、最後がこのロッキー5では、いまいちかなと思います。

ロッキーの弟子になったトミーですが、なかなかチャンピオンと戦わせてもらえないのが不満だったこともあるのでしょうけど、金儲け主義のプロモーターの配下に入ってしまいます。
それだけならまだしも、チャンピオンになった時のインタビューが最悪でしたね。
ロッキーに言われた言葉をそのまま引用した上で、ロッキーではなく、プロモーターの名前を挙げてしまうんですから。
あれは、観ていて腹が立ちました。

そして、ラストですが、トミーとロッキーがストリートファイトを演じます。
投げ技もありで、ボクシングではなく、ただの喧嘩です。
しかも、ロッキーはビールを飲んだ後だったはず。
最後はロッキーが勝ったことになっていますが、レフェリーがいるわけでもなく、ロッキーがダウンして起き上がれずにいた時間で10カウント以上経っていたこともありました。あれでロッキーが勝った事になるのは観ていて不満です。

さらに、ボクサーが、素手で殴り合いをするなど、ボクシングの世界では究極のタブーでしょう。
拳を痛めてしまいますし、素手で本気で顔面を殴られたら、殴られたほうも一発で重症になるのが現実です。
ボクシング映画の結末としては、納得できないところがあります。

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