最近、政治に関する話題は本ブログで取り上げずにいましたが、今回、気になった記事があったので、取り上げることにします。
asahi.com:長崎被爆者5団体が久間氏と面会へ 議員辞職求める考え - 政治という記事です。
久間氏が防衛相に相応しくないことは誰の目にも明らかですが、そもそも世界で唯一の被爆国である日本の国会議員としてふさわしくないのではないか、と思っていただけに、このような行動が起こされることは、喜ばしいことです。
以下、全文引用です。
久間章生衆院議員=長崎2区=が日本への原爆投下を「しょうがない」と発言して防衛相を辞任した問題で、長崎県の被爆者5団体は6日、各団体の代表者が13日にも久間氏と面会する方向で調整を始めた。久間氏側が田上富久長崎市長らを通じて申し入れていた。被爆者側は発言の真意を直接ただすとともに、議員辞職を求める考えという。まったく同感です。5団体は長崎原爆被災者協議会▽長崎原爆遺族会▽県被爆者手帳友の会▽県被爆者手帳友愛会▽県平和運動センター単産被爆者協議会連絡会議。この日の会合では、久間氏が防衛相辞任の理由に参院選への影響を挙げたことに対して「被爆者に申し訳ないという気持ちが感じられない」との批判が続出。原爆への認識を問う公開質問状を事前に送り、面会の場で回答を求めることにした。
同連絡会議の川野浩一議長は「辞任や謝罪に真摯(しんし)な気持ちが感じられない。県選出の国会議員の発言であり、議員辞職を求めたい」と話した。安倍首相に対しても同様の公開質問状を送るという。
「選挙が迫っていなかったら辞任などしなかったのに」と言いたげな久間氏の説明に、私も強い不快感を感じていました。
もっとも、今議員を辞めなかったとしても、次回の衆議院選挙では、長崎県民からそっぽを向かれ、間違いなく落選するでしょうけどね。
でも、本音を言うと、私は、久間氏には防衛相を辞めないで欲しかったです。
何故かと言うと、久間氏がこのまま防衛相の座に居座れば、間違いなく今度の参議員選挙で自民党は大敗して、自公政権の終焉の足がかりになったはずだからです。
アンチ自民の私としては、当面は「しょうがない」発言を幕引きにせずに、国民の反感を買い続けてくれたほうが良かったですね。
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