日に日に蒸し暑くなり、家内と、生後7ヶ月過ぎの我が子を「日中に水浴びさせたほうが良いかも」と話していた矢先だったので、興味深く読みました。
こういう場合、即刻、販売中止にするとか、製品パッケージ自体でもっと危険性を明記して欲しいものです。
「ご注意を!赤ちゃん向け風呂用浮輪 重心高くなり転覆」話題!‐話のタネニュース:イザ!という記事です。
浴槽で使う乳幼児向けの浮輪がひっくり返り、赤ちゃんがおぼれる事故が相次いでいるが、このタイプの浮輪は重心が高くなりやすく、赤ちゃんが少し身を乗り出しただけで転覆する危険性があることが5日、国民生活センターの調査で分かった。危害情報室とは、なかなか、穏やかな名前ではないですね。同センターの危害情報室は「使用を避けるべきで、どうしても使いたい場合は、保護者は絶対に目を離さないで」と注意を呼び掛けている。
その割りに「注意を呼び掛ける」だけとは、心許ない対応です。
もうちょっと強い権限を持ってしかるべきだと思うのですが。
問題の浮輪は中央にパンツのような形のシートがあり、乳幼児の両脚を通して浮かべる。親が子どもから手を離せて便利だとして普及している。水死や植物状態とは、ただ事ではないです。センターは東京近郊で6種類を購入、人形を乗せて調べた。人形をやや持ち上げてから手を離すと、すべての製品で後頭部から転覆。また水位を低くして、乳幼児が底をけり上げた場合を想定して人形を押すと、同様に転覆した。
センターによると、風呂用浮輪は、脇の下で体を支える通常の浮輪よりも重心が高くなりやすい。転覆すると、逆に重心が水中に移動するため、自力で起き上がることが難しくなるという。
日本小児救急学会などでは、水死した例や植物状態になった例も報告されている。
赤ちゃんにしてみれば、自分にはどうしようもない状態ですよね。
親にしてみても、まさかそんなことになるとは想像していなかったでしょう。
もっと強い注意喚起、あるいは、他国のように販売中止にするとか、そういう対応をしてもらいたいものです。
少なくとも、我が家では絶対に使用しないようにしたいと思います。
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