MASTERキートン File7【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
最近は、2枚に1枚はマスターキートンを借りています。
けっこう古いのに、人気があるようで、なかなか借りられませんね。


第13話「穏やかな死」では、キートンの化学の知識によって、爆弾の爆発を阻止することが出来ました。
かつてコナリーが作って爆発しなかったのは爆発前に解体された2つだけで、しかも2つともキートンの手による解体だったというのも、奇妙な符合ですが... どうして、今回、爆破対象のデパートのすぐ近くにキートンがいたのか、そしてコナリーがキートンを会うことができたのかというのは、突っ込んではいけないのでしょうね。
チョコレートが爆破を止めるためのキーになるというのが、何とも心憎いストーリーですが。
結局、コナリーはお亡くなりになってしまったのでしょうか。

第14話「心の壁」は、ストーリー自体は悪くはなかったのですが、登場人物の仕草から次の展開が読めてしまい、あまり楽しめませんでした。
オープニングでのハンナの仕草によってハンナが捜索されている女の子であることは分かりましたし、オルゴールと歌も、クララがベッドで歌っていた時点で、それがきっかけで最終的にハンナがクララを手に掛けるのを思い留まらせるであろうことも、推測できましたし。
気になったのは、ハンナのその後ですね。クララとともに幸せに暮らして行けると良いのですが。

新エピソード「匂いの鍵」は、ベルリンの壁の崩壊と東西ドイツの統一にまつわる闇の側面を描いており、なかなか味わい深いストーリーでした。
可愛そうだったのは、飼われていたワンちゃんですね。飼い主を守って亡くなったようで、ちょっと涙ぐんでしまいました。
キートンもイギリスの特殊部隊のエリートだったのなら、犯人を取り逃がすこともないと思ったのですが。
最後にハイネンが言った「シーベルは死なずに済んだのだ、壁さえ崩れなければ」「(ワンちゃんのことを指して)またひとり友達をなくしたよ」という科白が印象的でした。