BLACK LAGOON 003【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。

絵画のサルベージのためにUボートに潜入したロックとレヴィでしたが、レヴィとロックの価値観の違いから、険悪な雰囲気になってしまいました。

ロックのほうは、まだ、気持ち的に海賊になり切れていないようですね。
死者の持ち物は遺族のものであり持ち去るべきではないと言うロックと、骸骨も勲章も突き詰めて行けば「モノ」であり違いはカネになるかどうかだけだと言い切るレビィ。
ロックの言い分も分からないではないですが、そもそもサルベージという行為では、見つけた者勝ち(引き上げた者勝ち)です。
また、レビィ(貧困層の地区で育った中国系ということが明かされました)の生い立ちもあり、日本で普通に国立大学に入って普通に就職したロックとは、なかなか考え方が合わないのだろうとは思います。
この2人の考え方が、今後、どのように感化されて変わって行くのかが、今後の見所かなと思っています。

全体を通して印象的だったのは、ダッチ達へのサルベージの依頼主であり、ナチ・パーティの資金提供者でもある人物の言った「希望的観測を持って臨んだ軍隊で敗北しなかった試しはないよ」という科白ですね。
そして、レヴィがダッチに言った、「ロックはあっち側の人間だ。あいつ(ロック)とは組めない」という科白。
ダッチがどのように収拾をつけるように動くのか、楽しみです。