後でブログに書こうと思っていて、すっかり忘れていました。
三洋製の扇風機が発火して老夫婦がお亡くなりになるという痛ましい事故がありました。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
気になったのは、Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 三洋扇風機発火で夫婦死亡 37年前製造、7000台残るの中の以下のくだりです。
三洋電機は23日、今月20日に老夫婦が死亡した東京都内の火災の出火元が、37年前に製造された自社製の旧型扇風機「EF-6EZ」と確認されたと発表した。佐野精一郎社長が記者会見して、自社製品からの発火が惨事を招いたことを陳謝する一方、構造上の欠陥などではなく、耐用年数以上の長期使用による部品の劣化が発火につながったとの見方を示した。
37年前の製造と言えば、私が産まれた頃から使っていたものです。
それだけ古いものから火が出たとしても、何ら不思議ではなく、メーカーに責任を問うとしたら、酷だと思います。
逆に、「あの時代に、よく30年も動く扇風機を作れたな」と思わなくもないです。
気になったのは、「じゃあ、何年使ったら、危険なのだろうか」ということです。
今どきの家電品は、保証期間は普通1年で、1年余りで壊れるのも珍しくありません。
ちなみに、我が家で使っているSANYOのFAX留守電は、購入して1年と2ヶ月で、子機の液晶が壊れました。
日立の冷蔵庫は、7年でパネルが動作不良を起こしました。
どちらも、別に珍しいことではないです。
修理して使うとして、何年を過ぎたら、不測の事態に備えて買い換えたほうが良いのだろうかと気になります。
冷蔵庫は、5年? 10年? 15年?
電話機は?
扇風機は?
家電品メーカーは、保証期間に加えて、耐用年数を表示するべきではないでしょうか。
しかも、よく目に付くところに。
「本製品が安全に動作するのは、20xx年までです。それを過ぎたら、使用しないで下さい」といった具合に。
日本の「もったいない」文化では、それくらいしないと、事故を防ぐことは出来ないと思います。
コメント