機動戦士ガンダム00 #08 無差別報復【感想】

ガンダム00第8話についての感想です。
前回の機動戦士ガンダム00 #07 報われぬ魂【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、読まないようにしているので。ただし、人物名等の情報を得るために、機動戦士ガンダム00 [ダブルオー]だけはチェックしていますが。)

前回の世界無差別テロに関与している組織の特定を進めていたソレスタル・ビーイングでしたが、新たなテロの現場から逃走する車を追跡していた刹那は、仕留め損なって警察に拘束されそうになったところで、アザディスタン王国のマリナに助けられました。
逆方向に走っていたはずなのに、なぜマリナの乗った車が追いついたのか... すれ違いざまに見かけた刹那の顔が同郷のものと分かっただけで、Uターンしたのでしょうか。ちょっと不自然ではあります。
マリナとの会話の中で、刹那の出身が、クルジスという、アザディスタンと敵対していた(アザディスタンによって滅ぼされた)国であることが明らかになりました。刹那の本名がカマル・マジルなのかどうかは、ちょっと怪しいですが。
まあ、助けてもらった恩がありますので、それくらいの情報は教えても良いと思うのですが、何と、刹那は、自分がソレスタル・ビーイングの一員でありガンダムのパイロットであることまで暴露してしまいました。
いくら話の流れとは言え、トップシークレットを公言するとは、ちょっと信じ難い行動です。もっとも、前回も、戦闘中にコックピットのハッチを開くということをしていたので、今さら驚くほどのことではないのかも知れませんが...
一方、マリナのほうは、「笑えない冗談だわ」「まさかね」と言っていましたので、刹那の言葉を信じたわけではなさそうです。が、次回の邂逅では、刹那の言葉が本当だったことが分かるのでしょうね。

さて、各国の諜報機関のリークによって、テロ組織がラ・イデンナという組織であること、そしてその拠点の位置が、ソレスタル・ビーイングの知るところとなり、ガンダムによって拠点は壊滅させられました。
見方を変えてみれば「他国の領土内のテロ組織撲滅のために利用された」ことになりますが、これは、各国の諜報機関とソレスタル・ビーイングとが、目指すところに関しては暗黙の了解を得て、協力したとも言えます。
確かに、大きな一歩ではあります。

次回のタイトルは「大国の威信」ということで、どうやら人革連とソレスタル・ビーイングとの間で衝突が起こるようです。
「万能などあり得ない」とのことで、ソレスタル・ビーイング側に何らかの損害が出そうな予感がします。
次回が楽しみです。

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