ウッド・ノート4【感想】

ブッキングから小山田いく選集として復刊された、小山田いくのウッド・ノートの第4巻をAmazonで購入して読んだところです。
ちなみに、本ブログサイトのドメイン名は、実はこのコミックのタイトルからいただいたもので、このドメインは既に15年ほど前から使い続けています。
確か、私が中学生くらいの頃、床屋の待ち時間に少年チャンピオンを読んでいて、たまたま読んだ第47話の「ひわ眠る枝の上」にひかれて小山田いくファンになったおぼろげな記憶があります。

さて、復刻本の第4巻ですが、ここでは描き下ろし連作短編「鳥とんだ!」その4について、感想を書きます。
内容としては、ウッド・ノートの連載が決まって、鳥の調査に奔走した小山田先生のエピソードでした。
中でも、諫早湾の干潟は、干拓事業でギロチンが設置される前に、私も見に行こうとしたことがあるのですが、旅行の途中で諫早駅に立ち寄ったものの、干潟への行き方を調べておらず(バスかタクシーで簡単に行けると思っていたので)、結局見られなかったという経験があり、今回の描き下ろしでかつての諫早湾の雰囲気を掴むことが出来て、良かったです。

ところで、気になるのは、ブッキングの小山田いく選集の今後です。
果たして、第3期はあるのでしょうか。
帯には何も書かれていないので気掛かりです。