AIR 3【感想】

少し前に劇場版AIRを見た後、TVアニメ版のほうが映像が綺麗という話を聞いて、TVアニメ版のDVDをTSUTAYAのDISCASでレンタルして順次見ているところです。
レンタル希望者が多いらしく、ウェイト状態にしないとなかなかレンタルできませんね。
第3巻には、第五話「つばさ ~wing~」と第六話「ほし ~star~ 」が収録されています。
カバーデザインの通り、第3巻は遠野に纏わるストーリーでした。

第2巻で、遠野が自分のことを「自分は母の夢のカケラ」と言ったことがあり、家庭環境がうまく行っていないのかなとうすうす思ってはいましたが、思っていた以上の状態でした。
遠野は、自分の名前である美凪ではなく、生まれて来ることのなかった妹のミチルの名前で、母親から呼ばれていました。母親は、美凪のことを、ミチルだと思い込んでいたのです。
さらに、ある日、ミチルは生まれては来なかったと分かったことで、今度は美凪の存在が母親に忘れ去られてしまい美凪を見て、「あなたは、誰」と言ったそうです。
家にいられなくなった美凪は、かつて父が勤務していた駅舎で暮らすことになります。

同じ頃、観鈴の家に居られなくなった住人にとっては、ちょうど良いタイミングでした。
このまま、住人が美凪を連れて別の町に行くのかなと思っていたら、美凪を連れて行った先は美凪の家で、そこで美凪の母親は美凪のことを思い出し、一応は一件落着です。
少しの間町を離れるという展開も面白そうだったのですが、やはりメインヒロインの観鈴とは距離を置けないということでしょうか。

気になったのは、第六話の最後に、家で倒れていた観鈴ですね。
病気が悪化したのでしょうか。