ひぐらしのなく頃に礼 File.03 賽殺し編 其の弐【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
今回、梨花のいる雛見沢は、これまでのパラレルワールドとはかなり設定が違っていますね。
入江も鷹野も圭一もいない世界、両親が生きている世界、そして梨花にとって一番の違いは、いつもそばにいた羽入がいないということなのでしょう。

梨花の世界に「かけら」があるために、羽入は梨花の世界に入って来れない。
かけらを壊すことで、梨花は元の世界に戻れるとのこと。
ただ、水晶を通して羽入から得た情報では、元の世界では、梨花は交通事故で頭部にダメージを受けて、お亡くなりになっているとのこと。元の世界に戻るというのは、圭一達のいるパラレルワールド群の中でまた別の世界に生まれ変わるということなのでしょうか。

さて、今回の世界では沙都子は梨花と仲が悪いと言いますか、敵視しているような感じです。
古文書を取り上げて、他の女の子とともに梨花をいじめていました。
それにぶち切れた梨花は、かなり怖いものがありました。
やっぱり「ひぐなく」ですね。

自分がこの世界の人間ではないことを梨花は山本医師に話しますが、最後に交換条件を示すあたり、山本は梨花の話を100%は信じていないのでしょうね。

一方、他のパラレルワールドで昭和58年6月には学校にはいなかった悟史が、部活を提案します。
メンバーの候補になっている魅音とレイナは、梨花のことを心配しつつも、ずばずばと梨花に厳しいことを言います。こうした関係というのも、これまでのパラレルワールドにはなかったものでした。
その中で、レイナが梨花に「覆水盆に返らず」的なことを話していたのが、印象的でした。

最後に、梨花は母親から衝撃的な真実を告げられます。
古手家で第一子が八代続けて女の子だったら、オヤシロ様の生まれ変わりで、それが梨花の母親だと言うのです。
言い方を変えると、この世界では梨花はオヤシロ様の生まれ変わりではないことになります。
そして、かけらを宿しているのが、梨花の母親であると、気がつきます。
梨花の決断が気になります。早く次を見たいですね。

ところで、梨花はワイン(白)を飲んでいましたね。
「ひぐなく解」で飲んでいたのも、ワイン(赤)だったのでしょか。