ひぐらしのなく頃に解 捜査録 - 結 - file.06【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ていたのですが、これだけは、file.05を見て続きが気になってしまい、DISCASの動画配信を使ってfile.05に続けて見ました。
「ひぐなく解」の第12巻には、祭囃し編の其の拾と其の拾壱が収録されており、これで「ひぐなく解」も完結です。

鷹野の山狗部隊と魅音率いる部活メンバーとの攻防は、部活メンバーの数々のトラップが奏功し、山狗部隊がどんどんやられて行きます。
詩音達の診療所の地下への突入もうまく行き、無事、富竹も救出されます。ここで、詩音は再び悟史に会うことが出来ました。
山狗部隊の小此木は敗戦色を感じているものの、鷹野だけが浮いている感じがしていて、ちょっと哀れな気がします。

決着がついて、小此木から自決用に拳銃を渡されるものの自死を選べない鷹野、山中で部活メンバーと対峙します。
拳銃を手にした鷹野を前に、部活メンバーの前に一人出た魅音は、かっこよかったですね。流石は園崎家時期当主といったところでしょうか。
さらに迫力があったのはさらに皆の前に出た羽入でした。拳銃を前に、一体どういう運命になるのかとハラハラしましたが、オヤシロさまの力(?)で鷹野の弾丸はそれて、部活メンバーは皆無事に済みました。
鷹野も確保され、ようやく梨花の繰り返される惨劇の運命が幕を下ろしました。
それを一番実感できたのは、梨花の家の日めくりカレンダーで昭和58年6月が終わって7月1日になった時の、梨花と羽入とが微笑み合ったシーンでした。
あれを見て、見ている側も、「やっと終わったんだな」と思えました。

最後のエピローグとして、見た目は成長した梨花と思しき女性が、子供の頃の三四に会って、三四の運命を変えます。
両親と共に出掛けたので、両親と共にバスの事故に遭うのかと思いきや、両親共々無事に済んだようです。
これで、三四が施設に入ったり、鷹野の養子になったりすることもなく、雛見沢の惨劇が起こることもなくなる、ということのようですね。

「ひぐなく」から「ひぐなく解」、とても長かったですが、なかなか楽しめたアニメでした。
次は、第3期「礼」をレンタルして見るつもりです。