獣の奏者 エリン 4【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
家内とともにはまっているのですが、DVD1枚に4話入っていると一度に見るにはけっこうな気合がいるので、週末などにしか見られませんね。

蜂飼いのジョウンと暮らすようになってから4年の月日が経ち、エリンに次なる転機が訪れます。
ジョウンは、ずっとただの蜂飼いだったというわけではなく、元は教導師長だったとのこと。現代では、さしづめ、元学長といったところでしょうか。

教導師長を辞めた(辞めさせられた)理由というのも、試験でいつも不正をしていてトップだった学生が、教導師長のジョウンによって不正が出来ないようにされて卒業試験の成績が悪く、権力者の親に泣きついた揚げ句に自殺未遂を図り、ジョウンがその親から根も葉も無い噂を流された結果、辞めさせられてしまったとのこと。
まっすぐな人が必ずしも報われるものではないというあたり、古今東西を問わないといったところでしょうか。
エリンも、母ソヨンが闘蛇の医術師であったこと、闘蛇を死なせた責任を一身に負って闘蛇の裁きを受けたことをジョウンに話します。

そうした中、エリンは、真王領内に王獣の保護施設があることを知り、そこで学んで獣の医術士になりたい旨をジョウンに伝え、ジョウンの元で猛勉強を始めます。
ジョウンが王獣保護施設で教導師をしているエサルに連絡を取ったところ、通常の年1回の入試の時期は終わっており、特例として編入試験を受けさせてもらえることになりましたが、合否判定ラインはかなり高く設定されるとのこと。とは言え、エリンとジョウンの組み合わせなら、きっと大丈夫なのでしょう。

試験に向かう途中、エリンは昔イアルからもらった竪琴を誤って壊してしまいます。
竪琴の修理をお願いしに行ったところが、イアンのかつての友達の工房で、たまたま居合わせたイアルは髪と目の色からエリンだと気がつきます。
どうも、イアルは今後もちょくちょくエリンとの接触がありそうな感じですね。

そのイアルですが、堅き楯ことセ・ザンの中で成長し、かつて自分に目をかけてセ・ザンの養成施設にに入れてくれた恩人で、最近掟を破ってしまって追われる身になってしまったハガルの抹殺をすることになります。
二人が対峙した時、もう少し、心を通わせるシーンがあることを期待していたのですが、あっさりと決着がついてしまいました。
厳しい掟であり、言葉は要らない、ということでしょうか。

イアルは、着々と腕と実績を上げたのでしょうね、真王一家にかなり近いところの警護にも従事していて、新王の暗殺もすんでのところで防いでいました。
イアルの放った矢は、暗殺者の仮面に刺さっていたようなのですか、逃げられたということでしょうか。
どうも私にはには、ダミヤが黒幕ではないかという気がしてならないのですが。

今後の展開が楽しみなのですが、現時点でレンタルされているDVDがそろそろなくなってしまいそうで、哀しいところです。

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