TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
雰囲気としては、Kanonやtrue tearsのようなところがありますが、青春ラブストーリー一辺倒というわけではなく、ヒロインは何百年も生きている不老不死の少女(?)であること、謎の追っ手が登場することなど、ファンタジー的、アクション的な要素も兼ね備えています。
映像は美しく、音楽も小気味よいところが良いです。
あと、ありえない食べ物(トマトしるこ、アボガドラーメン)が出て来るあたりは、京アニ作品のようでもあります。
登場人物も、皆、個性的で、それぞれに謎があるところが引き込まれます。
ヒロインの四方茉莉は、夜禍(多分、こんな漢字。「夜の禍」と言われていましたので)と呼ばれる存在で、何百年も生きて来た女の子。
でも、太陽の光を浴びることが出来ず、行動するのは夜中が中心。
第2話で見せた驚くべき跳躍力と、鉄を一瞬で錆付かせる能力、そして、日の光を浴びるとサラサラになってしまう身体。
オープニングからすると、日が射さない曇りか雨の日であれば日中でも出歩けるのでしょうか。
主人公の森宮依人は、普通の男子高校生にしては尋常ではないくらい空が好き。
その姉の森宮蒼乃は身体が弱くて入院中ですが、どんな病気なのかは今ひとつはっきりしません。
そして、依人と蒼乃の森宮家には、両親がいません。
あれだけ広い家なので、何かで他界してしまったのでしょうか...
依人におせっかいを焼いている女の子、石月真名は、辛うじて普通の子といったところでしょうか。依人に対して「その自信はどこから来るの?」と言うのが口癖ですね。
妹の石月こよりは、小学生くらいの割りにはとてもしっかりしていますね。何で森宮蒼乃の病室に頻繁に出入りしているのかは、今のところ不明ですが。口癖は「こより的には」。
あとは、夜禍こと四方茉莉を付け狙う辻堂剛史と神河繭子。
どうも、神河繭子も夜しか活動できないらしく、茉莉と同じような種族なのかなという気もします。
名台詞は、茉莉が依人の部屋のベッドに寝転がって天井を見て言った「入るつもりはなかったの、でも、ずるいよ、これは。」と、それに対して依人が言った「いつか見せてやるよ、本物の空」という科白。
ただ、依人の科白は、何となく結末を暗示しているような気がしてなりません。
第2巻以降も続けて見る予定です。
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