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第1巻では、それぞれの登場人物の過去(における関係)が今ひとつ不明瞭でしたが、第2巻で色々と明らかになって来て、引き込まれますね。
第4話の「ネガイフタリ」は、こよりが退院することになる話。
こよりがどういった病気で入院することになったのかまでは、明かされませんでした。
あまり気にしなくてよいということでしょうか。
第5話の「フリソソグヒカリ」は、まず冒頭の辻堂の17年前の回想シーンが印象的で、死んでいたのは繭子に似ていたのが気になりました。
茉莉と依人のデートシーン、茉莉も雨の日なら外に出られるですね。オープニングテーマの描写からそうなのだろうとは思っていましたが、これだと「夜禍」ではないのではないか、と思ってしまいました。二人でボートに乗っていた時の、青空の下の描写がなかなか綺麗で良かったです。
が、そうした平穏な時間は長くは続かず、辻堂が動き始めます。初めに依人の部屋のドアの鍵が空いた時は、てっっきり辻堂かと思ってドキドキしたのですが、こよりでした。こうしたハラハラさせ方も上手いですね。
茉莉と辻堂のバトル、晴れた日の日中だと、明らかに茉莉のほうが分が悪いですね。部屋のカーテンを破りながら茉莉を追い詰めて行く辻堂、茉莉が観念したと思った瞬間、天井の空を見て、反撃に転じました。きっと依人のことを思い出して、まだ諦めては行けないと思ったのでしょう。
最後に、病室でこよりが蒼乃に茉莉のことを話した瞬間の蒼乃の表情、明らかに茉莉のことを知っているふうで、過去に何か関係があったことと想像されます。
第6話の「イケニエノチ」の冒頭のシーン、依人と茉莉と蒼乃の3人が洞窟にいて、3人が知り合いだったことが描かれています。服装からすると西洋文化が入って来る前の時代設定らしいです。茉莉がその頃から生きていたのは納得できるのですが、依人と蒼乃がいたのが謎です。
さて、居候している茉莉のことを紹介するために皆で病院に行くことになったのですが、蒼乃の名前を聞いた瞬間、茉莉の表情が変わります。第5話の最後に蒼乃が茉莉の名前を聞いた時の反応と合わせると、茉莉と蒼乃に過去に接点があったことが分かります。これが、冒頭のシーンと関係しているのでしょう。
あと、今回分かったのが、蒼乃と依人は今のところに引っ越して来てからまだ3ヶ月くらいだとのこと。真名と依人の接し方から、てっきり二人は幼馴染で、依人もこの地に長くいたのかと思っていたのですが、実は最近病院で知り合った(その割には、同級生で席も隣なのですが)とのことで、すっかり誤解していました。
病室で蒼乃は寝た振りをしていて、依人達が電車で帰った後、茉莉は蒼乃と二人で話をします。蒼乃の血が染み込んだ折り紙のカエルが動いていたのは、蒼乃の夜禍人としての能力なのでしょうね。
そして、回想シーンから、依人を失ったことを悲観して命を絶った蒼乃を、茉莉が夜禍人として生き返らせたことも明らかになります。
そうすると、今の依人は一体... 気になるのは、蒼乃が倒れて入院したのは、力を使い過ぎたからだから、とのこと。蒼乃の血で動いた折り紙のカエルと関連付けると、もしかして依人は... ということになるのですが、今後の展開で明らかになるのでしょうね。
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