TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
ホロが狼の化身ということを除いては、至って普通の中世の行商人の生活を描いた物語です。
あらかじめ経済的な教訓がちりばめられていると聞いていたせいかも知れませんが、注意して聞いていると、時折含蓄のある台詞が聞かれて、ためになります。
ロレンツとクロエ、ロレンツとホロの会話の中だと、説教臭さを感じることもなくて、なかなか良いです。
第1巻で気になったのは、次の2点。
一つは、クロエがロレンツが訪ねて来たと思って戸を開けた時に戸口のところにいた男達と、あれからクロエがどうなったのかということ。クロエにはちょっと驚いた感じがあったので、何があったのか気になります。(それはそうと、クロエという名前を聞くと、どうしてもノワールのクロエを思い出してしまいます。)
もう一つは、価値が下がると分かったトレニー銀貨について、ロレンツは何をしようとしているのかということ。価値が上がるのなら、事前に買っておけば良いのは自明なのですが、逆の場合に何が出来るのかがピンと来ません。株のように空売りが出来るとも思えませんし。
ロレンツがミローネ商会に駆け込んだので、何か儲ける手立てがあるのでしょうけど。
今後の展開が楽しみです。
コメント