狼と香辛料 2【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
ロレンツとミローネ商会との取引の駆け引きで分かりにくいところがあって、結局2回見てようやく理解出来ました。
それぞれの立場で、どうやって利益を出そうとしているのか、注意して見ていないとついて行けなくなるかも知れません。

ミローネ商会にトレニー銀貨の銀の含有率が小さくなっているという情報を持ち込んだロレンツ。どうやらロレンツに逆の話をしたゼーレンは、騙されて大量のトレニー銀貨を買い占めた商人から、これから価値が下がるということで銀貨を買い叩くことで、大量のトレニー銀貨を安く仕込もうというメディオ商会の片棒を担いでいるようです。
まだよく分からないのですが、大量のトレニー銀貨を集めたら、トレニー国王と交渉して何らかの特権を手にしようとしているようです。
これって、一種の脅迫ではないかとも思えるのですが、多分、何か友好的な話にするのでしょうね。

さて、メディオ商会に捕まったホロは、捕らえられた場所でパスロエ村のクロエに会います。
クロエがロレンツに言っていた大きな取引と言うのは、このトレニー銀貨の話だったのでしょうか。
それにしても、クロエのホロに対する言葉は、ある種の傲慢さが感じられました。
クロエファンにしてみれば、ちょっど幻滅といったところでしょうか。