狼と香辛料 3【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
ミローネ商会がトレニー国王と交渉を済ませるまでの時間稼ぎのために地下道を逃げていたロレンツとホロですが、メディオ商会の手のものに囲まれてしまいます。
そこに現れたのはクロエ。クロエは自分と手を結ぶことをロレンツに提案しますが、「商人は約束を守るものだ」とロレンツに拒否されると、メディオ商会に雇われた男達に「男は殺して構わない」と言い切ります。
ホロに対する嫉妬が混じっていたのかも知れませんが、女って怖いですよね。
第3巻のDVDのレーベルはクロエで、クロエはホロとともに本作品のヒロインの位置付けだと思っていたのですが... これでクロエがロレンツと結ばれることはなくなりましたね。

ホロがクロエの命を奪わなかったのは、ロレンツがホロにやめろと言ったからですが、ロレンツにしてみれば恋愛感情からではなく、ただ、知り合いが自分の目の前で怪我をするのを見たくなかっただけなのでしょうね。
ロレンツとミローネ商会の取引のほうは、銀貨でのトレニー国王との取引は法外な手数料でほとんど儲けがなかったようですが、メディオ商会からの申し出でミローネ商会は利益を出すことが出来て、ロレンツもけっこうな利益(銀貨千枚?)を手にしたようです。
対価を銀貨ではなくコショウで受け取ることにしたことで、ホロとロレンツはタイトル通り「狼と香辛料」となりました。

トレニー銀貨の件が一件落着し、ロレンツはすぐに街を去るのかと思いきや、ホロとともにまだ長居をしているようです。
メディオ商会やクロエの教会の人達に狙われないのか、見ていて心配になってしまったのは、私だけでしょうか。