TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
第2期の最終巻だったのですが、予想していたのと違って、中途半端な終わり方でした。
私自身、一番誤解していたのは、これが本作品の最終話(として何らかのエンディングがあるもの)なのだろうということでした。
ホロがヨイツに辿り付くか、あるいは明確にヨイツに向かうかして、何らかの形でロレンスとホロの旅路の終わりがこの巻で見られるのではないかの思っていたのですが、そこまでは行きませんでした。
前巻の最後の、エーブのロレンスに対する「連れを売らないか」という科白の裏にあったのは、ホロが狼だという確信から来た(教会に売ろうという)ものではなく、ホロを貴族の娘という設定にするという前提で、商会に預けて毛皮を買い付けるための現金を借りつけるという案でした。
どうも、作品を続けて見ていると、第1期の展開までもが脳裏に浮かんでしまって、余計な先入観を持って見てしまうので良くないですね。
ホロを貴族の娘に仕立て上げるのは上手く行って、ロレンスは毛皮を買い付けるための大量の銀貨を調達するのに成功したものの、ロレンスはエーブに裏切られてしまいます。
幸い、エーブは、ロレンスにアロルドの宿の権利書を置いて行き、ロレンスはそれを元にしてホロの身柄を取り返すことが出来たので結果的には損も得もなしになったようなのですが、毛皮に取引による儲け話はなしになってしまいました。
ロレンスとホロ、二人とも無事で良かったというところですが、どうも中途半端な終わり方になっていたように思えます。
果たして第3期があるのか、気になるところです。
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