これまでASUSTEK M4A78-VM + AMD Athlon II X4 605e + 玄人志向RH4350-LE256HD/HSの構成で使っていたのですが、冬のボーナスで懐が温かくなったので、マザーボードの買い替えを試みました。
入手したのはBIOSTAR TA790GX XEで、Yahoo!オークションで中古品です。
このマザーボードを選んだのは、今使っているDDR2-800のSDRAMがそのまま使えて、オンボードグラフィックスがサイドポートメモリで動作可能な(グラフィックス描画がメインメモリに影響しない)点です。オンボードグラフィックス機能があるのに、別途グラフィックスボードを増設して使っているのは、やはり消費電力の面で無駄があるのではないかと考えていました。
しかし、換装後、次の2点が判明して、結局、元のM4A78-VMに戻しました。
1点目は、サイドポートメモリの仕様です。
ダウンロードしたマニュアルには「サイドポートメモリのみ」の指定が可能と書いてあり、ネット検索でもそれが可能である旨の紹介ページがいくつかあったのですが、私が入手したマザーボードで試したところ、どうしても「サイドポートメモリのみ」という選択肢が表示されず、オンボードVGAを使うにはメインメモリの一部をグラフィックス用に割り当てるしかありませんでした。
そのせいかどうかは分かりませんが、ベンチマークの結果、メモリアクセス性能がM4A78-VMと比べると今一つでした。
2点目は、CPUへの供給電圧です。
TA790GX XEはオーバークロック向けのマザーボードで、電圧を上げる設定は出来るようなのですが、これまで私が使っていたK10statでの電圧を下げる設定が効かないようなのです。
K10statでのクロック数低下機能は効いていたので、一応少しは省電力設定が出来るのですが、やはりクロック数だけでなく電圧も下げないと、省電力は不十分です。
これだと、次の夏に放熱対策をしなければならなくなるでしょう。
そんなわけで、入手した時と同様、Yahoo!オークションで売却しました。
落札価格だけですと、4,100円で入手、5,000円で売却できましたので、送料やヤフオクへの手数料を合わせても、大した出費にはならずに済みました。
改めて別のマザーボードを探すか、当分の間、今の構成のままで行くか、悩ましいところです。
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